泣きながら有楽町でカレー喰ふ/谷口ジロー「センセイの鞄」


有楽町のヤングなOLさんたちでいっぱいのカフェで、あそさんと懇談。
これからの支援はどうしたいのかちららら、という話をゆるーく、何回か涙ぐみながら。
「絆って、あんたら言ってたじゃんかよー!!!」と
叫びたい気持ちでいっぱいよーよーよーよー、いろいろとー!
※ひとくちさんのことではないです。

川上弘美原作、谷口ジローの「センセイの鞄」を1・2巻揃えて買う。
何回読んでもふるふるしてしまう大人の物語ですが、漫画で読むとまたひときわ。
特に、センセイと島に行った後、二人であわあわとした場所にいってしまう場面の表現が素晴らしかった。あるいは、普通の、居酒屋の場面も。
谷口ジローさんはどうして「センセイの鞄」を漫画にしようと思ったのだろうか。
それはね、川上弘美さんの描く居酒屋がほんとーーーーにおいしそうな場所だからだよ。敬語だか謙譲語だかがひっくり返ったような不気味な日本語を使う店員がいるわけでもない、食べたり飲んだりにだけ集中できる、よい居酒屋が描かれているから。「孤独のグルメ」の谷口さんですもの、「描かぬわけにはいかぬっ!」と衝動をおさえきれなかったに違いありません。
何度読んでも、私の中で「センセイの鞄」のセンセイは、句会仲間の飛行船さんで脳内再生されてしまうのよね。映画では柄本明が演じていたけれど(映画は見てないけれども)(ツキコさんがキョンキョンだし。。悪くはないんだろうけど、そこは菅野美穂だろー!!!)。

2 COMMENTS

くる

そうよね、そうよね、いただいてみてくださいって店主に言われ、よろこんでーと答えたくなりました。

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スガ

「○○させていただきます」とか、正直撲滅したいのー。一部のモンスター客と「お客様は神様だろ、あぁん?」な人々が日本(の主に接客業)を頓珍漢な方向へ誘っている気がするわー。

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