(個人的には)眼福映画!! 「誰よりも狙われた男」

誰よりも狙われた男

あらすじはWikipediaから!
ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関でテロ対策チームを率いるベテラン捜査官ギュンター・バッハマンは、一人の青年が密入国したという情報を手に入れる。青年の名はイッサ・カルポフ。イスラム過激派組織の一員として国際指名手配されている人物だった。
政治亡命を訴えるイッサは、人権団体の若手弁護士アナベル・リヒターと知り合い、彼女を介して銀行家であるトミー・ブルーとの接触を図っていた。その後の調べで、イッサの目的はトミーの銀行にある秘密口座であると知ったドイツの諜報機関は、CIAの介入を得ることに成功し、いよいよイッサの逮捕に乗り出す。しかし、ギュンターはイッサをあえて泳がせて、更なる大物の逮捕を狙っていた。

それ、タイトルがオチですやん! オチですやーん!!!!!

フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。銀行家のトミー・ブルーをウィレム・デフォーが演じてまして、鼻血が・・・鼻血が止まりません。家族代々で経営する銀行の経営者なんてゴルゴ13の中でしか見たことがなかったのですけれども、そんな役どころをウィレム・デフォーが! 上等な織りのスーツを着て瀟洒な豪邸に美しい妻と暮らすという役どころをウィレム・デフォーが! ふぅ・・・眼福・・・。

「裏切りのサーカス」と同じジョン・ル・カレの小説が原作で、まぁそういう作品なもんですから、女性陣はエレガントに、貧富の差はおおっぴらに、アメリカのみなさんは野蛮に、というそれぞれが際立ったよい作品でござんしたよ。でもタイトルがオチだからなー。でも原題も「A Most Wanted Man」だからなぁ。

2 COMMENTS

のの吉

四半世紀以上前(うっかり四半世紀と書いたけどソレより前で訂正した)に「ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ」他読みました。
Wikiみたら未だ現役で驚きました。

返信する
ukasuga

(訂正だなんてなんて律儀な!)ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ(邦題『裏切りのサーカス』)はお洋服を全部ポール・スミスが監修したんですよー。美しい服をまとったおっさんたちがぼそぼそ喋ってるというだけでなぜか絵になる映画でございました。しゅてき!

返信する

のの吉 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください