手をつけた!老後の楽しみだったのに/高村薫「レディ・ジョーカー」

 
連休は何を読もうかちらと本屋に行き、老後の楽しみに取っておいた高村薫の「レディー・ジョーカー」が平成22年に文庫化されていたのをそこで知り、上中下の三冊を購入。ウヒウヒいいながら読んでますが、ヒヤヒヤするわい!!!! 犯人がバレそうでバレなくてヒヤヒヤするわい!!!
物語は1994年から始まり、事件は1995年3月に起きる。1994年ってうっかりするともう20年前なのよね。20年っていやぁもう、だいぶ大昔よねぇ。品川区大崎、大田区山王、東品川の運河の向こうの八潮パークタウンが舞台。描かれている合田さんもこの小説の中ではまだ三十代半ば、若い、若いわ!!!  合田さんが住んでるのが八潮パークタウンなんだけど、当時は、ドキドキするよな小説の主人公が住むのにふさわしい、ナウでヤングな土地だということかしら。現実に合田さんがいたら、2013年の今、五十五歳くらいでしょ? 定年間近の合田さんの姿も、いずれ、描かれるのでしょうかね。そのときはどんな事件がヒントになるのでしょうか。ちなみにレディー・ジョーカーはグリコ森永事件がヒントになっているそうです。
wowow でレディー・ジョーカーのドラマをやっていたそうですな。4月に終わったところだったそうで、ぐすん。合田さんは上川隆也、誘拐される日ノ出ビール社長は柴田恭兵、あら、あたい的には豪華キャスト。ちょっと見たいわ。
http://www.wowow.co.jp/dramaw/ladyjoker/index.html

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