今年の映画納めは007。豪華絢爛ゴージャス大予算映画! 見ているこっちがこっ恥ずかしくなる妖艶なオープニング、謎の美女と謎の組織、愉快な仕組みのボンドカー、オリエンタル急行殺人事件、悪事につきもののフサフサ白猫ちゃん、悪者の頭領はやっぱりマオカラーのジャケットなのね、などなど、過去の作品への様々なオマージュが盛り込まれていて、大変に満足! 「ドクター・ノオ」と「ロシアより愛をこめて」を見ておいてよかったわ。
メキシコシティの死者の日から始まる豪勢なオープニング、その背後で蠢く世界を揺るがす悪の組織・・・、色男はこうでなくっちゃ、スパイ映画はこうでなくっちゃーという素敵な展開だったのだけど、後半はちんまい兄弟喧嘩に終わってしまって、あらもったいないー。もっとエグい悪役にすることもできたのに、もったいないわ!
帰りにさいとう・たかをの007を買ったわ。楽しい映画納めになりましたことよ。