お友達と浮かれマダムのティーパーティー(ディズニーのアトラクションの名前みたいだね、キッキッ!)から帰ってきたあと、なんとなく見始めた。
どうだい、この浮かれっぷり!
見始めて気がついたのですが、あれ、毒戦って私、見たことなかったっけ、中国のハードな映画の・・・、はい、2013年に見てますね、映画館でみたのかな? 見たとしたらギンレイホールかな? あの年代の中国映画には結構夢中になったものです。
さて、本作はハードな展開にならざるをえないギャグシーンゼロのインファナル・アフェアのような潜入捜査官ものですです。狂気に満ちた中国マフィア夫婦を演じたキム・ジュヒョク(パツンパツンの白ブリーフ以外の履物をあてがってあげてもよかったでのは?)と、その妻(エコノミー席に座ったら足のしまい場所がないくらいに脚が長くてカリスマ性のある美貌の持ち主)チン・ソヨンが素晴らしかったですね。ほんとうに素晴らしい。日本だったら浅野忠信がやるところなんだろうな、日本にほかに俳優いないのかな、いやなにゲフンゲフン。
韓国語に堪能すぎる悪魔みたいな振る舞いをする中国マフィア夫婦のほかには、麻薬製造工場の聾唖の二人組がとても味わい深くてよかった。彼らのスピンオフ作品を見てみたいものです。
あらすじはAmazonの作品説明欄から。
巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も、顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局のウォノ刑事は、組織壊滅のため長年イ先生を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めない・・・
うん、犯人はヤスだよね、冒頭からわかるよね。「志村うしろ!!志村うしろだってば!」と何度か突っ込みながら拝見しました。最後の贅沢なロケは圧巻でした。圧巻でしたけど、犯人はヤスだよね。
リメイク元となった香港・中国合作映画の「毒戦」もただいまAmazon Prime video で見られます、こちらも見直してみます。なんだかえらく怖かった記憶しかない。