啓蟄にカワウソの恋うハリネズミ/映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」

SHERLOCK The Abominable Bride シャーロック 忌まわしき花嫁≪英語のみ≫[PAL-UK]

概要は簡潔な説明しているWikipediaから。
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』(英: Sherlock:The Abominable Bride)は、BBC制作のドラマ『SHERLOCK』の特別編である。2016年1月1日に、イギリス・アメリカでテレビ放映され、その後20分の特別映像を加えて劇場限定公開されている。日本では2016年2月19日に劇場公開された。
設定をドラマ版での現代からヴィクトリア時代の1895年[注 1]に移し、語られざる事件の1つ「リコレッティ夫人の幽霊の謎」について、ホームズが謎を解く展開となっている。

つまり大河ドラマ真田丸のスピンオフ番組を日本国内限定公開していたものを、おまけ映像をつけて外国で劇場版公開したというもので、ええ、「つまり」って全然つまってない説明でしたね、蛇足でした。

BBCのシャーロックはちらっちらっと見ていましたが、イギリスのテレビドラマは「バカにはわかりませんでしょう?」という匂いがたまにして、わたくし、ちょっと見遂せないことがございます。彼の国の階級社会という前提をよくよく理解していないと咀嚼しきれないところがあるように感じられます。その点、アメリカンドラマの「セックス・アンド・ザ・シティ」や「デスパレートな妻たち」といった見栄と自我で塗り固められたわかりやすいドラマのほうが正座して見られます。が、ダウントン・アビーのおかげでまたちょくちょくイギリスドラマを見られるようになってきました。ダウントン・アビーも「使用人間での社内恋愛」「一族のぼんくらが巨額の資産をしれっととろかす経済事件」「当時の差別の風景」の3点セットで毎週構成されていて、物語的には起伏が少なく感じられます。ありていにいうと個人的には当時の生活様式を丹念に再現した目の保養番組なんですが。「また投資に失敗したんかい!」と毎週毎週つっこむのもどうかねぇと。

ベネディクト・カンバーバッチはカワウソに似てるなーと常々思ってるんですけれど、オードリーの若林さんもカワウソに似ているではないですか。すなわち、ベネディクト・カンバーバッチ→カワウソ→オードリーの若林さんというお顔のグラデーションができあがるってことですよね。相棒のマーティン・フリーマンさんはハリネズミに似ていますし、なんとも愛らしいお二方です。その二人が、現代からヴィクトリア時代へ舞台を移し、当時のお洋服に身を包む、様式美好きのファンのハートをがっちり掴んだこの企画、しかしテレビ版番組の放送ですから、これは正価ではなくレディースデーや映画の日プライスで見るのがよろしかろうということで、女性陣らと行ってきました。ほほぅ、ふんふん、なるほど。レディースデープライスでちょうどよかったです。カンバーバッチさんは天才の役が似合うなー。

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