ひたすらに巣作りをせむ雀かな/こうの史代「長い道」


夫、カイショなし。妻、ノー天気。そんな二人のあったかくておかしくて切なくて心にしみる54のプチ物語。「夕凪の街 桜の国」で手塚治虫文化賞新生賞、文化庁メディア芸術祭大賞を受賞したこうの史代が贈るハートフル・ショートコメディ。
Amazonの解説から。
えぇぇー、夫はカイショなしどころか穀潰しのろくでなしだし、妻はノー天気じゃないし、あったかい話もあるし、おかしみのあるオチに持っていってるけど、切ないなんてもんじゃない、心に影をぐさりと残すハートフル・ショートホラー集だったよ! ニコール・キッドマンの「アザーズ」を見たときのようなザラリとした感触が残るお話でした、特に「水鏡」。
あたしゃこの年になるまで、スズメがあんなに必死に巣作りをしているなんて全然気が付かなっただよ。近所に小さな森をたたえた洋館風のお屋敷があるんだけど、そこに今日、珍しい鳥が遊びにきていた。ちょっと素敵なお庭でうらやましい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください