京都に行ってきました

さいきんは なにを書いても キモノミチ(五七五)
日曜・月曜と京都に行ってまいりました。京都では、さくまさんご夫婦にお世話になりました。日曜はあいにくの雨だったのですが、そこはほれ、地雷地帯の京都のこと、見事爆破されてまいりました。
月曜日の行程はさくまさんの日記に詳しく書いていただいたので、そこをご参照ください。南禅寺の聴松院の湯豆腐は、食べるものもおいしいのだけど、いただくその席から眺めるお庭が本当に立派。見ていて飽きないお庭。
南禅寺から哲学の道へ行く途中へある霊鑑寺に立ち寄り、椿の庭を楽しむ。立体的なお庭で、大輪の椿の花とその名前にいちいち感動する。昔、やはり、さくまさんたちに連れて行ってもらった薔薇が咲き誇る庭園のことを思い出しながら歩きました(鎌倉文学館のことですね)。

その後、祇園白川へ。あの川のある土地を祇園白川ということを今回初めて知りました。過去にも何度も歩いているけれど、沿道の桜が咲き誇り、これだけ人が集まる場所だということも今回初めて知りました。

そしてその近くのカフェでお茶。「おいしい和菓子を食べさせてあげるねぇ~」と連れていってもらったところは、昨年偶然にも入ったことのあるお店。前回は自分が理解できる名前の和菓子「麩饅頭」を注文したのですが、今回いただいたきんとんはっ、もうっ! 春の野山みたいな美しい品で、あんこが上品で甘くふわふわーっと、ちょびっとずつ、まるで豆腐ようをなめるようにちびちびと味わいたくなる和菓子。こういうお店だったのか、とシャッポを脱ぎました。そうかー、こういう和菓子のお店だったのか。「せせらぎすへら」ね、覚えとこうね。

京都の桜を楽しめる場所に連れていっていただき、ありがとうございました。桜は二分咲きだったけれど、見ている間にどんどん花が開いていったいい天気でした。
さて、ここまでは旅の概略。本題は話すと長くなるのではしょりますが、総絣の藍の綿薩摩を買って参りました。3年間ほどずーっとほしがっていたものだったので、もう、んもう、んもう! 出会いに感謝。甲子園には魔物が棲むというけれど、京都は地雷だらけで困るなー、困るよ、君! そしてなぜか黄緑の帯揚げを硬軟あわせて3枚も買ってきてしまいました。綿薩摩と一緒に買った付け下げにあわせるためのちょっときらきらしたもの(京都高島屋)と、ちりめんの春の野のような緑のグラデーションのもの(四君子)と、水玉が浮いてるちょいとかわいい薄緑(やや)。新緑の季節を前に、緑萌えなのかもしれません。というわけで、夏のキモノの予算まで全部使い切って参りました! えっへん! そうはいいつつも、あたい、あの綿薩摩を着て、松本城に桜を見に行きたいわぁなどと思っております。

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