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プロ野球2017 キモノの国のエクソダス

この映画を見よ!

かっこいい走れるデブがそこにいる/映画「新感染 ファイナルエクスプレス(原題:부산행、英題:Train to Busan)」

投稿日:2017年11月1日 更新日:

新感染 ファイナル・エクスプレス (竹書房文庫)

二時間、口を覆いっぱなしのゾンビ映画! 肩に力入りまくり、ゾンビ映画はこうでなくっちゃ! しかし韓国は、ゾンビの大量原産国だったのか! ゆったりした動きのゾンビじゃなくて、全力疾走・体力溢れまくりガチ勢ゾンビで、俊敏すぎて怖い。

レディースデーだと思ってウキウキとスクリーン正面の真ん中の席を取って見に行ったら、月初1日の映画の日で男性客も多く、両サイドを変なおじさんに囲まれて身を固くして鑑賞しました。おじさんが怖い。ゾンビよりも左右の変な挙動をするおじさんが怖い。どうしておじさんたちはフランクに人の肘掛けを専有するの? ここは緩衝地帯じゃないのか。おじさんが怖い、動作が大きいおじさんが怖い。

シンゴジラを見終わったあと、劇場をあとにして空を見上げるとそこにゴジラがいたりしないかと不安な気持ちになったものです。またブレード・ランナーの新作を見た人は「見終わったあともどんよりとした雨で、現実と映画がつながっているようだった」と言ってました。この映画見たあと地下鉄で帰ったのだけど、いまここでゾンビに襲われたら・・・真っ先に襲われて一緒にゾンビになっちゃおう・・・と諦めたものです。そうです、私は、ああいうパニックの中で生き延びるキャラクターではありません。以下、ネタバレ。

ネタバレまでスクロール稼ぎの来年の干支グッズです。九谷の招福犬、かわいい。

あ、あと甲府名物信玄餅がリサとガスパールとコラボしたんですって。こんなかわいいことされたら風林火山が動いちゃう!

以下、映画のまんまの内容です。これから見る人はご注意ください。

もうね、最初のゾンビからしていい!
あの動き、筋金入りすぎ!西欧のゾンビ映画ではこうはいくまい!

 秋ソウル最初のゾンビがすごくいい

主人公のファンドマネージャーを演じるコン・ユ(高橋一生に見えなくもないですが、素直に見ると最盛期の大沢たかお)がいい!この悲劇を通じてダメ人間から成長していくさまが素晴らしい!
 
 東大邱男も成長する秋が

ファンドマネージャーは自分の母親と娘と一緒に暮らしてるんだけど、ミッドタウンの高級レジデンスみたいなところに住んでいながらもママンがキムチつける準備をしているところで滂沱。

 三億の住居ですなるキムチ漬け

かっこいい走れるデブ(そんなに言うほどデブじゃないんだけど)がすごくいい! 最悪の出会いから最強のタッグを組むまでの淀みない脚本の流れとかほんと素晴らしい!

 かっこいい走れるデブがそこにいる

ソウルの駅で乗客たちが新幹線に乗る場面、「ここで映る人たちは普通のエキストラじゃないですよー伏線でしかありませんからねー、マジ伏線ですから☆」という見せ方が憎い、にくいぜ! 

 高齢の姉妹が食べるゆで卵

ベタな少年漫画もびっくりな展開の淡い恋の表現にも胸が熱くなる! もう! 甲子園じゃなくて釜山に安全に連れてってあげて!!

 バッド振るグランドの上席の上

とにもかくにも大量投入のゾンビのみなさんの動きが本当に素晴らしい。韓国の男性のみなさんは軍隊経験があるからか、ほとんどの方の身体能力が高すぎる! 切れ味もよすぎる! 素晴らしい。韓国は今後アジア映画のゾンビの大量供給国になれるんじゃないかしら。とにかく、くどいようですが、最初のゾンビがいい。話を進展させる役目を負った要所要所のゾンビもいい。シンゴジラの蒲田で走り去る白シャツのエキストラさんレベルの「犠牲になってしまった無辜の人々の物語」を、ほとんどのゾンビの皆さんから感じられる。素晴らしい。

 にっくきは常務てふ名の男かな

あー面白かった、新宿ピカデリーにて。脚本良すぎるぜ、アロハ・オエ! 

アロハ・オエ

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