ウェブ担の人の苦労と春キャベツ

本当によくわかるWordPressの教科書 はじめての人も、挫折した人も、本格サイトが必ず作れる

この前、同年代の人とゴハン食べたとき、「そういや、会社ではじめてウェブ広報のしごとが振られたんだけど、はじめてのことでよくわからない」という話題になった。「去年の春、新卒たくさんとったっていってましたやん!」「中間管理職だから・・・」と。「いきなりパンくずリストって言われて、ポカーンとして恥ずかしかった」などといういたわしい話に。スマホで適当なサイトを見せながら「これをパンくずリストというんですわ」と説明したった。「ウェブなんて必要なときにしか見ないし、Amazonと楽天と趣味のサイトしか見ないから、あんまり深く考えたことがなかった」とのこと。

「だいたいなんでパンくずっていうの?」
「ほら、それはヘンゼルとグレーテルが、パンくずを森の道に落としていったことから」
「階層化っていえばいいじゃん」
「まぁそうなんですけど」
「掲載まで営業日5日見てくださいっていうから、Wordで広報の文書を送るの」
「掲載日まで5日!? 紙の新聞じゃなくて?」
「うん、ウェブの話。図表一枚とテキストのページに5日かかるんだって」
「うちなら15分ですけど・・・なんだその差は」
「それで、あがったやつみると、勝手にインデントが省略されていたり、改行が減らされたりしてるの! なんでああいう勝手なことするの!」
「いや、それは、あの、多分、ウェブ上でのレイアウトのルールがあるんだと思うよ」
「それならマニュアルに出しておけばいいのに」
「そんなことまでマニュアルに? 画面見ればわかるじゃん」
「わからないからマニュアルが必要なんじゃない。こっちは紙ベースで配置考えてるのに、なんで勝手なことするの?!」
「うわ、めんどくさい客! こっちにはこっちのルールがあるんだよ!」
「発注者の原稿優先しなさいよ!」
「紙通りにできたら苦労しねえんだよ!」
「なにをー」「ふぎゃー」「ギャフベロハギャベバブジョハバ」

という愉快な感じになりつつも、なんたらのぱい包み焼きを食べ、うふうふしているうちに機嫌もよくなり、最後に食べた旬の果物のデザートが「???」な出来だったので、次は定番メニューのデザートで〆ようという握手してお別れしました。

そこのサイトの新着情報を見たら、1. (1) ア. a. の順で構造化されてるお役所っぽい体裁のものがほとんどだったので、あぁこれは確かにインデントが重要な文書だし、コーディングする人も「うわっめんどくせー」とぶつぶつ言いながら組んでる姿がありありと目に浮かび、まぁいろいろ大変よね。そこでいう紙ベースが「Word」の人はまだ対応のしようがあるけど、「Illustrator」の人だと「いや、それ無理」なことが多いので、なかなか大変ですたい。

違う分野で仕事してきた人たちが初めて仕事をするときは、まずは同じ用語を共有するところからお話は始まりますよね☆ みんななかよく。ちょっと勉強になりました。

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