お正月に読んだ「13.67」の香港在住推理小説・陳浩基さんのトークショーが文藝春秋で開催されたので行ってきました。陳先生、チャーミング!!! 紺ブレに赤いタートルネックに洗いざらしの空色のデニム、超チャーミング!!!! 香港の知識人(?)ってこんな感じなんだーと感心しながら拝聴してきました。
私がいま住んでるエリアからは新潮社にも歩いていける距離なんですが、えぇっと比較しますと、文藝春秋ってばすっごくお金がある雰囲気! 新潮社さんもla kaguで作家さんを招いたトークショーをよく開催されていますが、あっちは、空調もイマイチで、椅子はベンチでひどい場合は背もたれもなくもちろんクッションもなく、なかなか忍従を強いられる環境。それに対して文藝春秋では机もがっちり、椅子もしっかり、空調のきいた空間で、一体どういうことなんでしょう。
週末は、直近の芥川賞ニ作品が掲載された「文藝春秋」を読んでおりましたよ。収録されていた作家さん日記が町田康でちょっと楽しく親しみもある感じで、いやしかし、こういう月刊誌を定期的に出せるのが文藝春秋の力強さなのかどうなのか。それとも文春砲というのは思った以上に威力があるものなのかどうなのか。
あと、夜の麹町って思ったよりも賑やかで華やかで、行き交う会社勤めの人たちがしっかりお金持っていそうな雰囲気で、神楽坂にはそういうのはないなぁと思ったりもしました。はっ、あれは千代田区パワーか!?