この辺の映画の時系列はこんな感じなのね。
1936~1939年 英国王のスピーチ(原題 The King’s Speech)
1940年 ダンケルク(原題 Dunkirk)
1940年 ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男(原題 Darkest Hour)
1941~1943年 イミテーション・ゲーム(原題 The Imitation Game)
「どうせカンバーバッチ先生が天才役をやる映画なんでしょー」と何回かのうたた寝をはさみながら怠惰に鑑賞しつつも、「あれ、いま、なんかすごいシーンなかった?」と振り返ったりしながら三日かけてみた。歴史もの・偉人伝記物でもあり、さらにLGBTの映画だっとは知らず、見る意義のある映画でした。
しかしこの映画を見ている間、自らの不注意で自分が外国の港に置き去りになってしまい、あの船に乗らなくてはならない、しかし自分のパスポートが見当たらない、そしてあの船はUボートに打たれてしまう、僕のお兄さんも乗っている、いやぁぁぁ絶対絶命という夢を見たりでうなされたり、なるほど、カンバーバッチが英国を代表する俳優と言われるのもむべなるかなと感服した作品でした。
この人がやったホーキング博士の映画も見ておかないといけないなー。
きゃーしゅてきメガネ!
エディ・レッドメインのホーキング博士もすごくよかった(激甘の邦題がアレなんですが)。
イギリスはいいね、三十代のエディ・レッドメイン、四十代のベネディクト・カンバーバッチ、これから五十代になるサイモン・ペグ、アラウンドカンレキーのコリン・ファース、ナウザ還暦の激渋ゲイリー・オールドマンとか、世代ごとにきちっとした俳優が揃っていて(え、サイモン・ペッグも?)。