猫飼いの掃除機ブラシのＬＥＤ／ヘッド前面にＬＥＤランプがついてる日立の掃除機 CV-SF300-N はいいですな

先日、この掃除機に買い替えました。軽くてスイスイ動くので、３日に一度ほど使うようになりました。そしてその間隔で掃除してからあることに気がつき、今では毎朝使っています。

　なぜかって、それは、ヘッドの前面にＬＥＤランプがビシィっとついているから。
　　
　そのＬＥＤランプが照らし出す猫の抜け毛の量に毎朝驚かされるから。

すごいなぁ、猫ちゃん、君は毎日毎日こんなに抜け毛を散らかしながら生きているのに、今日も変わらずふっさぁぁあーとゴージャスな毛皮をキープしているのですから。

うちのねこちゃんの主な抜け毛は砂糖細工のように華奢で繊細な細い毛で、それ一本を見ている分には朝露のような美しささえ感じるものですが、朝の掃除タイムに日立のＬＥＤが照らし出す床に散らばった抜け毛の量ときたらそらもう。「あのぅ、昨日、同じ時刻に掃除機かけましたよね？」と毎朝自問自答する抜け毛の量。晴れた日よりも今日のような曇の日のほうがよりよくわかる抜け毛っぷり。ブラッシングしてもしなくてもコンスタントに吐き出されるこの抜け毛。ルンバじゃ絶対追い付かない。

東芝の掃除機にもＬＥＤのヘッドがついてたけど、懐中電灯みたいな丸い光でここまで床一面の猫の抜け毛には気が付かなかったなー。素晴らしいわね、前面一列ＬＥＤ！

この掃除機の利点をもう一つ言えば、ゴミタンクが単純すぎる造作なこと。「えっ、これ、こんなにバカって外れちゃっていいの？」というゴミタンク。写真のゴミタンクっぽい透明なところがまるごと全部外れるの。えぇーそんな簡単な仕組みでよいの？　ここに至るまでどんな商品開発があったのか、大変気になります。

猫ってすごいねぇ。あんなに抜け毛だして、存在感匂わせるうんちっちして、仕事の邪魔して、寝るときも邪魔して、布団の中でひとの急所を何回も踏んで、途中でハッとなにかに気がついて後ろ足の脚力を活かし飛び去っていき飼い主の腹に衝撃だけ残していくのに、それでも「あぁーもー、カナダの山奥にひっそりとある湖のような深い緑の瞳！　ニワナナカマドの花のような真っ白い腹毛！　丘の上の王子様がうっかりやってくる草原のような豊かな背中毛！　中世貴族のブラウスみたいな顎のまわりの優雅なふっさり！　シン・ゴジラといい勝負の意志ある尻尾！　汚れを知らぬコンクパールのような肉球！　甘やかな鳴き声！　あーもー神様はどうしてこんな生き物を私のところに遣わしてくださったんでしょう！」と毎日毎日悶絶させてくれるんですから、そりゃーもー神様はどうしてこんな生き物を世に遣わしたんでしょうかねぇー。謎ですわ。