アメリカの『うしおととら』と思ひけり/映画「ヴェノム」

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そうかー「最も残虐な悪が誕生」した映画だったのか、あれ。

アメコミ映画「ヴェノム」を見てきた。主演はトム・ハーディ、マッドマックスで女たちを連れて帰る役目を担ったり、ダンケルクで軍人たちを生きて帰らせる任務を担ったりしちゃってるトム・ハーディ。そんなトム・ハーディが謎の生命体に寄生され・・・・。

いえいえ、日本には古くからTシャツに寄生するカエルのお話「ど根性ガエル」があり、宇宙からやってきた謎の生命体に右腕を寄生される高校生のお話「寄生獣」があり、さらには封印されていた化物が中学生に取り憑き共生していく「うしおととら」という物語があり、そういったもの「妖怪バディもの」に慣れ親しんでしまった日本人、舌がベロンベロン動く黒い異形のものをどのように邪悪に残酷に描いても「かわいい」「うしおととらのとらだ」「早くガラス窓にぶつかって『痛っ!なんだこらー』などという小芝居をやってくれ」と思われてしまうのではないでしょうか、どうでしょうか。ヴェノム見てきた人の感想ファンアートがかわいすぎて、ずっとニヤニヤできてしまう。

だいたいヴェノムがトム・ハーディに合体するまでの時間が長すぎる。映画開始10分くらいで早く合体して魔物とのわちゃわちゃタイムをもっと伸ばしていただきたいものです。ヒロインが弁護士とは思えない往年の安室ちゃんルックで登場してきてびっくらこきました、もう少し年相応の格好を。ヒロインの今カレがすごくいいヤツですごくいい。あとパピヨンちゃん大活躍☆ アメリカ映画界の動物タレントの裾野の広さを感じさせられました。

脚本がザルザルだったけど、まぁ、レディースデーに1100円で見るなら、ねぇ? TOHOシネマズで。

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