ドイツ鉄道乗り鉄の旅/その9 フランクフルト空港でドイツで一番怖い目に遭ったでござるの巻!

帰国日に市内観光&お買い物

ホテルのチェックアウトは12時、フライトは19時ということで意外と時間がある。最終日くらいはお土産買ったりしましょーということで市内観光。フランクフルト空港まで乗り放題になるグループ一日乗車券を購入し、まずは市内へ。

免税対応店でお買い物というものをしたかったので、高級ブチック街のリモワに行って機内持ち込みサイズのスーツケースを購入する。丸の内にあるようなおしゃれで敷居の高いリモワのショップで、ラミ・マレックのようなエキゾチックな顔立ちの店員さんとやりとりして購入。あれー私がほしかったのってこのモデルだったっけーどうだったっけーサイズこれでいいんだっけーどうでしたっけーと自信を失いながら購入。免税用の書類を書いてもらって一旦ホテルへ戻る。時間の限り昼寝して、チェックアウト30分前に持参したリモワの大きめスーツケースに今回買ったスーツケースを入れるなどして荷造り。「リモワのマトリョーシカやぁ」と彦摩呂みたいな声を出してみましたが、甥っ子には受けず。

ホテルのチェックアウト。チェックアウト後、荷物はスーツケース専用倉庫に客自らが入れる仕組みで、そこでワイヤーチェーンが活躍。スーツケースを入れたら地下鉄に乗ってまたもや市内へ。今度は甥っ子のお土産購入タイム。


もうね、至るところで桜まつり! あれー北海道より緯度が高いって聞いていたんですけどどうしたんですか、この開花っぷり! そんな桜を見ながら甥っ子のお買い物につきあう。大手デパートの食品売場で「チョコと紅茶なら女性は文句は言わない」という家訓を伝えながら彼の家族へのお土産を購入。自分自身にはドイツ製の文具を買ったようで、なかなかよい目の付け所じゃのぅと目を細める。


お買い物の仕上げに駅で買った2€のいちごを食べる。すごく赤くて毒々しいくらい香りが華やかなのに、果肉はきゅうりみたいなお味。ドイツっこたちは、いちごが甘酸っぱい果物だということを知らないのかもしれないと心配になるくらいの味のなさ。不思議! たまたまきゅうりみたいいちごにあたってしまったのかしらどうかしら!!!

フランクフルト空港でドイツで一番怖い目に遭ったお話

さてお買い物も済ませ、ホテルに戻り、夕方フランクフルト空港へ。JALのカウンターに行きチェックイン、日本人のグランドホステスがいたので「免税品ってどうすればいいんですか?」と質問すると、背後の免税カウンターを指差し「荷物を持ってあちらに行ってください」と指示を受ける。

わたくしは持ってきた90リットルのリモワのスーツケースに、さきほど購入したリモワのスーツケースを入れ、さらにその中に持参したハンドバッグを詰めておりました。「スーツケースのマトリョーシカやー(2回目)」というていで、免税受付カウンターへ。わたくしの生涯初めての「空港の外で買った免税品を申告する」のイベントでございます。もういろいろがドキドキでビクビクしながら一番奥のカウンターへ。そしたらそこは最後に行くべきカウンターだそうで「マダム、まず右側のカウンターに行って」と指示を受ける。

さて、免税品ってこういう手続きでリファンドされるんですね!

 1.免税品の商品が未使用であるか、書類に不備がないか確認してもらう
 2.その商品が入ったスーツケースやショッピングバッグを預け荷物として送り出す
 3.最後にリファンドの手続き
 4.ちなみにクレジットカードへの払い戻しは10日間ほどかかりました

今回、3.のカウンターで、1.に行けと支持され、1.のカウンターのおばちゃんがむちゃくちゃ怖かった。免税婦人のきつくて早い英語に「あーうー」となっていると、「マダーム? オープン・ザ・バーッグ!」と中学生にもわかる英語でゆっくりと厳粛な声で指示される。あわあわとスーツケースの蓋をあけると、「マダム? オープンザバッグ!」と再度強い声で。ひええええ、中身がよく見えるようにもう一度広げる。ちらっと見たあと、次は書類の手続き。リモワのショップから渡された封書を手渡すと、「オープン!!」と今度はマダムもなしで叱られる。オタオタしていると、列に並んでいたリッチそうな中国人観光客が「書類の封筒を明ければ大丈夫だよ」と日本語で横から応援してくれる。ふえええん、ちゅうごくびと、ありがとうー。封筒あけてなんとか1.の関門終了。

2.の荷物カウンターに行ったら職員がいなくてまたもやふえええー、キョロキョロしていると1.のカウンターの女性が「そこで待ってなさい!」とまた大きな声で(もしかして優しい人?)。待ってなさいって言われても誰もいないんですけどーと周囲を見回していると、ビール妊婦のおっちゃんが親指を上げながらゆっくりやってくる、「大丈夫。ニコッ☆」。いやいや、お願い、ずっと受け場にいてください。

荷物を預け終わって冷や汗を拭いながら3.のカウンターへ。ここの職員の女性は普通の応対で親切。1.の女性との温度差は一体なぁに? 「クレカと現金どっちがいい?」「クレカで」と落ち着いて対応もできた。ほんとうに、1.の女性はなんであんなに怖い存在なの。ドイツで一番怖い目に遭ったのはこの空港の免税婦人の応対でしたわよ!

免税手続きで肝を冷やした後、出国手続き。航空会社ラウンジでぐったり、ワインを飲んでほっこり、優先搭乗でちゃっかり、席に着いたらぐっすり、目が覚めたらシベリア上空、そうして甥っ子との旅は終わったのでした。そんでそのリモワ、なんのかんので日本で買うのの25%引き。あんなに怖い目にあって25%引きなのか、並行輸入品とあまり変わらないではないですか、とちょっと不可解な思いがいたしましたことよ。まぁなにはともあれ、おつかれさまでした!! DB乗り鉄の旅、楽しかった-!! あと、甥っ子がとても大人メンタルで驚いた、姉ちゃんの子育て手腕に感服した!

 

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