ドイツ鉄道乗り鉄の旅/その8 ポルシェ博物館・ベンツ博物館・テレビ塔シュトゥットガルト一周日帰り旅行の巻!

現地4日め。今日は国内移動なので朝8時の列車でゆっくり目のスタートで、宿泊先のホテルの朝食を初めていただきました。施設のボロさに比べると意外とリッチ。おいしゅうございました。

シュトゥットガルトの観光者向けカード「STUTTCARD」


「ドヤァ」と速度表示してくれるICE。こういうの好き。


シュトゥットガルトには「シュトゥットカード」という観光者向けの算数が苦手なカードがあります。このカードはシュトゥットガルト駅近くの観光案内所で購入することができるのですが、早く着きすぎちゃったので、先にシュトゥットガルト近郊のグループ用一日乗車券を自動販売機で苦戦しながら購入し、観光案内所オープンの時間まで宮殿前などで散策しながら時間を潰しました。


今朝もカルガモちゃんのスパルタ教育現場に遭遇。かわいいー。

さて、シュトゥットカードです。公式サイトはこちらから。シュトゥットガルト市内の観光施設の殆どの入場料がタダになるシュトゥットカード、1日券と2日券があり、今回は一日券17€を人数分購入。ポルシェ博物館8€とベンツ博物館10€に行くだけでも1€お得になります。さらにもう一箇所行けばしっかりモトが取れるという恐ろしカード。近郊まで移動できる一日乗車券もついたタイプもありますが、今回は観光のみで(何度計算しても、グループ一日乗車券+シュトゥットカード2枚が一番安かったので)。シュトゥットカード購入後、電車にのってまずはポルシェ博物館へ! 

当日の行程はこんな感じ、シュトゥットガルト中央駅→ポルシェ博物館→シュトゥットガルト中央駅→ベンツ博物館→シュトゥットガルト中央駅→テレビ塔→シュトゥットガルト中央駅→ ICE にてフランクフルト中央駅。

ポルシェ博物館


かぁーっこいいー! ポルシェの早贄!!! 右側が博物館、左側が本社、その手前に写ってないけどポルシェのお店があります。為替計算アプリを叩きながら「こっちで買うと全然安いじゃん、ポルシェ!」と叫ぶ甥っ子に、「ほほほ、これがどんぶらこっこと運ばれてきて、日本の税関で関税がかけられるから高くなるんですのよ」「ちくしょー関税かー」。関税に対してちくしょーという機会ってあまりないと思うけど、そういう感覚、大事にしていきたいよね☆


うつくしい・・・・


展示のひとつひとつにスキがない。全館統一して使われているフォントと、淡いクリームグリーンの選択、憎いねぇ。解説はドイツ語と英語で、甥っ子はgoogle 翻訳アプリで該当箇所を写真に撮りながら訳文を読んでました、賢いねぇ。


カーズもいたよ。


ポルシェ博物館が選んだ展示用ヘッドフォンはSONY。JBLとかに席巻されないようがんばれ、SONY!!!

2時間くらいゆっくり見てから最後にカフェに。シャンパンとコーラとケーキとドーナツの自由奔放なもぐもぐタイム。最高。こっちのケーキってアホみたいに甘くって最高。ポルシェはさすがポルシェな完璧なデザインが素敵だったので、エスプレッソカップとソーサーのセットを買いました。超かわいい。


駅にタバコの自動販売機がありましたが、7€(1000円)のお値段にくらくら。あと抑止画像がなかなかしんどい。それでもタバコは売られているし、買われてもいる。ぬぬーん。

ベンツ博物館


シュトゥットガルト中央駅で乗り換えて次はベンツ博物館へ。社風を表すかのような堅牢な作りっ!


ベンツ博物館は、乗り物の歴史を振り返えりながら、人と車のいい関係を紐解く展示内容になっています。えぇ、どこから振り返るかというと、え、馬から?


ベンツのモーター(エンジン?)をのせたあらゆる種類の乗り物が陳列されている。


ここらへんから車っぽくなる。ベンツの車両とともにドイツの歴史とともに歩んできたベンツ社の歴史が紹介されており、ふたつの大戦もしっかりと描かれていました。ベンツ社なりにきちんと戦争と向き合ってるように思いました。ナチスの制服作ったHUGO BOSSとかもありますからね、えぇそれは日本も一緒なんですが。


ミニカーみたいに気軽に展示してあるので感覚が狂っていきますが、結構なお値段のはずですよね、みなさん。私、縦目のベンツSLがほしかったの、買えるけど維持できないから買わないんだけど。そのベンツの中身が早く日産マーチとかになってくれるとなおありがたいんだけど、なりそうもないので買いそうもないです。


「セレブとベンツ」のコーナーでは、昭和天皇の御料車が展示されていました。


モータースポーツも得意なんですよねぇ。えぇ、そうなんですよねぇ。ベンツ博物館もしっかり回って2時間、イヤホンガイドにまともにつきあったら3時間くらいかかりそうな充実の展示でした。メルセデス・ベンツフォント(少し縦長のひげ文字)の美しさにノックアウトされたりもしました。展示を見終わったあと、地下のカフェで昼食、ビールとコーラとサラミサンドと甘い物という自由奔放な(以下略)。

テレビ塔


中目黒の焼却炉じゃないよ?
ベンツ博物館を見終わったのは午後4時台。乗り継ぎのないフランクフルト行きの新幹線が夜7時半の出発なので「もう一箇所いけるね」ということでトラムに乗ってテレビ塔へ。東京タワーより少し早く建てられたシュトゥットガルトのテレビ塔。1954年完成、高さ216.6m、展望台は150mの地点にあります。展望台やカフェは2015年頃に全面リニューアルされたそうで、シンプルでわかりやすいパンフレットやチケット・簡潔な館内の案内に刷新されていて、またもやぐぬぅと唸る羽目に。やるなーシャレオツテレビ塔め! ドイツの展示物、真似したいおしゃれフォントが多すぎる!


花がすみで地平線までは見えなかったんだけど、甥っ子に欧州の平べったさを感じてもらいたかったけどどうだったかな。


むき出しの外の風景をさんざん楽しんだあとはカフェに。カフェの窓の上のほうにうっすらと世界のテレビ塔の名前が書かれている。


お、スカイツリー! ここから9438km って結構な遠さですね。これ見て「えー、634mもあるテレビ塔があるのかー、行ってみたい」と思う観光客が一人でもいたら愉快です。この太字と細字のバランスよ、素晴らしい!

ドイツの鉄道・トラムの検札


シュトゥットガルト駅では、駅員さんに乗り換えルートを尋ねると「このS1をたどってけばいいよ」と答えてくれた。床を見るとすごくわかりやすいデザインの黄色いラインで乗り換えルートを案内してくれている。迷うことがない素晴らしい設計。「繰り返し発生しそうな手間はなるべく省いていく」という努力がいたるところで施されていて、こういう合理性を我が国もぜひ真似していきたいものですじゃ、と感じました。

 

ドイツの鉄道はトラムでも地下鉄でも地上の国鉄でも改札はないのです。しかし車内で検札があり、無賃乗車が発覚すると結構な金額の罰金を取られる、と各種旅行サイトに書かれています。こういう性善説に基づく公共交通機関システムってドイツ以外にもいくつかありますが、これって本当に『利用者のみこころのままに』なシステム。

確かにDB(ドイツバーン=ドイツ鉄道)のICEの車内では必ず検札がありました。車掌さんは一度だけ女性に会いましたが、ほとんどは男性。ビール妊婦らしいふっくらとしたおなかを突き出しながら、たいていの人は親切な態度で、ユーレイルパスのチケットホルダーに書き損じがあれば指摘してくれたりしました。DBのICEはそもそも乗車料金が高い電車でその金額を乗るくらいなので、あまり変な客もいませんしみなさんお行儀良いです。快速特急などにのると「ジモティーー」という雰囲気が満ち満ちます。どちらの電車でも検札の人がやってくると「これで乗車中のミッションがひとつ終わる」とホッとしたくらいです。

今回は、空港から市内へ向かう地下鉄の中で検札がなく、シュトゥットガルトの地上を走る電車に四回乗りましたがここでも検札がない。わたしゃとうとう新幹線以外の乗り物で検札にあうことなくドイツ国を離れるのかしらと思っていたら、シュトゥットガルトで最後に乗ったトラムの中で検札がありました。

ある駅で、黒い制服を着た30代くらいの体格のいい男たちが3人乗り込んできて、最初は軍人か警察かと思ったくらい。なんの人だろうと思ったら、この男たちが検札マンでした。ひぃ、いかつい! 朝買ったグループ乗車券を見せると、黒服軍人ライクマンが「ダンケシェン」と答え次の人に。3人で手分けして乗客全員をチェックしていたので、運良く検札チェックを免れるということはできなさそうです。こういう人に罰金払いなさいと言われたら、ちょっと震え上がっちゃうかもしれませんよねぇ、わかりますぅー。改札がないシステムだけど、この男性たちになにか言われるくらいだったら無賃乗車はしないほうがいいなと心から思いました。みなさん、ちゃんと買いましょう。あとで「ぎゃー」といわないためにも。

旅のテーマは「モトを取れ!」

そんなこんなで愉快なフランクフルト日帰り旅は終了。普通に当日券で乗ったら全行程で700€(87,500円)くらいかかりそうな行程がたった28,000円のユーレイルの乗り放題パスで楽しめました。さらば、算数が苦手な欧州鉄道よ、まさかこれほどまでにモトを取られるとは思っていなかったこでしょう、ありがとう!!!! 明日私は日本に帰りますー!

次回、最終回「フランクフルトで一番怖い目にあった話」へ続く!!!!

 

ほしかったベンツ。買えるんだけど維持費がががが。

イタレリ 1/16 メルセデス・ベンツ 300 SL ガルウイング プラモデル IT3612

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