ケルン大聖堂のモダンすぎるステンドグラスのお話/ゲルハルト・リヒターのガラス

近年修復されたものなんだろうなーとは思って現地で鑑賞しましたが、ノートルダム大聖堂の火事の話題に関連してこんなツイートを見かけました。

G・リヒター! ゲルハルト・リヒター! ドレスデン生まれの現在87歳! Abstraktes Bild という抽象画が27億で落札されたあの作家さん! 生存する画家の作品としては史上最高額だそうで作品画像を以下に。

なるほど、なるほど。大変に悩みぬかれた結果、あのかたちに。すごく明るく光をよく吸収していて、21世紀の神様世界ってこんな感じかもとすんなり受け入れられるもので私自身はとても気に入りました。

なお全体像はこんな感じです。11,500個の正方形のガラスを使っているんですって! 色組みとか相当神経使ったんでしょうねぇ、見る人が見たら放送終了後のテレビの砂嵐直前画面でしかないかもしれないけど。

 

アーヘン大聖堂の聖人画のすぐ隣のふわふわっとしたデザインのものも近年修復されたものなのでしょう。かわいすぎますものー、ガーリーですものー、かわいいんですがもうちょっと荘厳さがあってもよかったかもーと現地でも思いましたものー、でもかわいいんですのよー。

アーヘン大聖堂はほんとにしゅごかった、さすがカール大帝のお膝元聖堂! 街の雰囲気も静かでよかったです。

つまり、ステンドグラスも修復されて生まれ変わりながら未来へつながっていくし、いわんや建物をや、というお話です。ちょっといいスーツ着てるマクロンたんが「次のパリ開催の五輪までに直すぞぉ!」と息巻いてましたが、ちょっとそれは無理かな? とはいえ、このニュースの反響の多さを見ると、さすが世界訪問者ランキング1位のフランスですなーと思います。パリに行ったらひとまず見にいきますものね。

 

世界の美しいステンドグラス

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