冷まじやマイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/セリーヌ・ディオンの歌を聞いたら涙がこぼれた話

タイタニック (字幕版)

仕事中は、MCなし・楽曲だけのラジオ日経第2を聞いているのですが、選者の世代がたいそう幅広いらしく、カナブーンの「まっさら」の次に、ストリート・オブ・ファイヤーのテーマソングがかかったりする始末。アニソンと80年代に強いのかなと思うとそうとも限らず、「世の中にこんな歌があるんだー」の窓口ラジオになっております。

そこで先日、セリーヌ・ディオンの「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」がかかり、それを聞いてる最中ポロポロと涙が出てきてしまいました。

 

1997年に公開されたこの映画は大変なヒットを記録し、普段映画など見に行くこともない「映画なんて見るの何十年ぶりかしら」てな年代の方たちもこぞって映画館に足を運んだのです。映画館に行きそびれてしまった両親は「お隣のおばさんも見に行ったっていうから、お母さんもみたい」「じゃ正月にみんなで見よう」ということになり、DVDを買って帰省しました。

年も押し迫った寒い冬の日の夕方、外はすでに暗い。こたつを出し、ストーブにはお湯をたっぷり入れた薬缶、竹の籠いっぱいのみかん、ポリポリできるお菓子やお茶を用意し、映画を見ている間は部屋を一歩も出まいという強い意思を感じさせる充実の装備を整え、父親と母親と私と3人でこたつを囲みその正面にテレビを置いた。映画が始まり、レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットがなにやら恋の大騒ぎ中、私の両親も静かに映画を見ている。よほどこの世界に夢中になっているのかしら・・・と思って様子を見たら、こたつに吸い込まれるような姿勢でふたりとも爆睡してました。

 
 なんてこったい!

 沈没したのはお父さんとお母さんではないですかー!!
 

 

ラジオからかかってきたセリーヌ・ディオンの歌声はその日のことを突然思い出させ、あぁもうあんな冬の日を過ごすことは一生ないんだと気がついてメソメソと泣いている最中です。以上です。

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あ、これはつまりですね、ムーミン谷にいるメソメソちゃんを引用したということです。メソメソ。

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2 COMMENTS

いち

なんかそういう、日常のささやかなことが
ささやかなことで思い出されるんだよね。

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ukasuga

ほんとだよ・・・・あぁほんとうにどうしたものかしら・・これからのお正月・・・

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