えぇ、もう、六本木ヒルズでのシンゴジ発声上映会で打ち止めにする予定だったのですが、お友達が「3回目のゴジラは発声版で見たい!」「わたしは2回目を!」というので、「もー、しょうがないなー(ニヤニヤしながら)」と3人で行ってきました。座席は3/5ほど埋まっているかという感じ。コスプレの方もちらほらと。シンゴジラも4回目の観賞ともなると改めて思うんですけど、花森さんや官房長官や総理がアレしてからの展開って本当に早いね! 絶望の愛宕からの奇跡の立川へと。まずは君が落ち着け。他の方の絶叫を聞いて初めて「あ、これが斎藤工なの。自衛隊の極北みたいな体型してるのに」などと。
今回のベストシンゴジラな人は、
蒲
田
で
走
る
白
シ
ャ
ツ
さ
ん
!
あの人、ほんとうにいい・・・。
わたしは映画をみてるときは「この映画を五七五にまとめるとどうなるかな」と思いながら観賞してるのですが、シンゴジラはそれが追いつかないほどに忙しい。なんてたって「シンゴジラ」という具合の良い五文字の作品名。入れても入れなくてもいいけど、入っているとシズル感がある。今回、観賞中に噴出してきた川柳やらなにやらはこんな感じ。
呑川を駆け抜けるなり白いシャツ(生き残って!)(白シャツは夏の季語)
霜降や片岡珠子を飾る部屋
惨事より女子力優先「ZARAはどこ?」
残暑なる警視総監持つ扇子(バタバタしすぎ!)(残暑は秋の季語)
記者クラブすらすら数字が言える人
シン・ゴジラ覚えた英語はHowever
密約は武蔵野の森草紅葉
(黒田)総裁も「好きにされたらどうですか?」
黒田さんも好きにすればいいのよ!!!! ふんっ!
ところで、蒲田ちゃん上陸直前の白いシャツのエキストラさんには、ウカデミー賞ベストエキストラ賞を与えたいです! いい俳句も出来たし。よい走り姿です。素晴らしい。ウカデミー賞ベストエキストラ賞の次点はアイ・アム・ア・ヒーローの前半で住宅街で襲ってくる主婦。
映画鑑賞後は映画の半券使ってごはん食べて帰りましたとさ。よい平日の夜でした。月もきれいだったし。