今回は、台湾のデザイナーさんがデザインし、ニューヨーク・タイムズに出稿した「WHOは何いってやがんだ広告」を刺繍しました。
3日前WHO 事務局長の事実無根の批判に対し、台湾クリエーターたちがNEW YORK TIMES に反撃の広告を乗せるため、クラウドファンディングを立ち上げ、6時間で6000万円を集めた。今日、台湾グラフィックデザイナー第一人と言えるアーロンニェーがデザインを発表。短い間にこの凄まじい完成度。台湾人最強 pic.twitter.com/JhgiLZH9Gw
— 設計浪人(Chad Liu) (@ngisedjr) 2020年4月14日
図案起こしは『ドット絵ナニカ』とPhotoshopで
世の中には刺繍図案作成アプリやソフトが多数あるのですが、いろいろやった結果、Photoshopでやるのが一番使いやすいことがわかりました。また、以前は図案を紙に印刷しそれを元にチクチクしていましたが、どうにも目を飛ばしてしまう。液晶モニタのPhotoshopの画面見ながら自分が刺繍したところを潰していくのが早くてわかりやすいことに気が付き、刺繍場所は仕事部屋の仕事机に固定されつつあります。
図案の元ネタを起こすのはこちら、「ドット絵ナニカ」。手持ちの画像をアップロードすると、32、48、64,80 ・・・といった16の倍数のドット数で変換してくれるというもの。各種アプリを使いましたが、これが一番色変換がイケてる気がします。なんとExcelでダウンロードできますが、スクリーンショットを撮って、Photoshopで使いやすいサイズに変換し、色補正をして調整という段取りに。
32ドットは8cm枠の刺繍にちょうどよいサイズ、64ドットは外径12cmの刺繍枠に対応、ガーディやフシギダネサイズ。80ドットで外径17cmの刺繍枠、ブラッキー対応となります。
32ドット 8cm枠 布は65目
64ドット 12cm枠 布は65目
80ドット 17cm枠 布は55目
刺繍糸難民は百円ショップで
オカダヤが休業してしまい、色糸ひとつのためにオンラインショップで注文するのも気が引けていたところ、立ち寄った百均で結構な刺繍糸を売っているのを見つける。
ダイソーのこれはすごい。子供用の色鉛筆みたいな12色セットが、基本の12色、パステルカラー、ビビッドカラーの3セット売られていた。すごい。これで結構まかなえる。糸は少し毛羽立っているけど、使用に問題はないです。助かりました! うちの近所には手芸用品屋さんがないからほんとうに嬉しい。
キャンドゥは、12色が一束になったタイプのものが2バリエーション。よくある初心者向けの刺しゅうキットに同梱されている糸の分量のイメージに近いです。
独立系ノーブランド100円ショップでは、刺繍糸そのものが1色ずつ販売されていて、こちらも助かる。意外と黒を使い倒すことが多いのでまとめ買いした。またここでは刺繍用の布も売っていた。少し目が粗いけど、いよいよになったらあれを買おうと思う。
刺繍のお供はオーディオブックとアクション映画
あらすじとかどうでもいいマシンガンガンガンのアクション映画を刺繍のお供にし続けるのも芸がないので、オーディオブックを使い始めることにした。いまはこれを聞いてます。
読まなくてはいけないんだけど、どうにもこうにもなかなか手を出すのに腰がひけてる書籍は、しばらくオーディオブックで聞くことにします。とりあえず、ユヴァル・ノア・ハラリさんの本はすべて聞くことで制覇したい。
オーディオブックって同じ本でも、配信元によってナレーターさんの声が違うんですね。この本を、Amazonの「Audible」とaudiobook.jp でそれぞれのサンプル音声を聞いてみたけど、audiobook.jp のほうが好みの声かも。ちなみにサピエンス全史前巻は11時間半。いやっほう。前巻読んでる間にいま作ってる大作刺繍が完成するかな、どうかな?
引き続きなにか情報ありましたらまとめていきます。みなさんもよい自粛制限を!!