茉莉花やいろんな人の部屋の壁/コロナショックに寄せて その19/現時点でのまとめ

2020年5月17日は、映画「名探偵ピカチュウ」に触発され、ポケモンGOを始めて一周年という日。記念に、新宿御苑でポケモンGOに興じる妙齢のご婦人の様子を刺繍しました。写真右端のフサフサは、わたしの愛用するマフラーではなく、猫ちゃんのしっぽです。

 

日本に奇跡が起きたわけでもなかった説

【note】「生ぬるい」対応の日本、なぜ欧米より死者が少ないか
新型コロナウイルスで、日本で感染者数や死亡者も少なかったのはなぜか。ものすごく乱暴に要約すると、「欧州では3月になってもサッカーやってたし、国際女性デーで肩組んでシュプレヒコールあげたりしてたから」というもので、あぁ、あぁ、なるなる。安倍ちゃんの突然の「休校宣言」から始まる一連の自粛しなきゃ空気が功を奏したというわけですね。

あの時期、感染が懸念されたいくつかの大規模イベントがありました。
・埼玉県 K-1イベント
・東京都 高輪駅開業
・宮城県 仙台の聖火到着

仙台の聖火到着から感染者が出た話は聞きましたが、その他2つはどうだったのでしょう。今後、大規模イベントは、K-1のときのように、入場者の住所登録と入り口での検温、手指のアルコール除菌が当たり前になっていくのでしょうね。先週ビッグカメラ有楽町店に行ったときも、フェイスガードをつけた店員さんたちに入り口で検温され、手指の消毒を促されてから入店しました。

「新しい生活様式を取り戻す」

安倍首相がそのようにいってますが、日本語がおかしい。「新しい」でのあれば「新しい生活様式を構築する」だし、「取り戻す」のならば「今までの生活様式を取り戻す」だろう。日本語をこんなにおろそかに使っているくせに、美しい日本を取り戻すというのだからちゃんちゃらおかしい。

その新しい生活様式というのは、個人のレベルでは、大声出さない、唾飛ばさない、静かに振る舞う、清潔にする、手洗いをこまめになどの「お行儀よく振る舞う」メソッドでクリアできると思います。
しかし、飲食店で客席5割減ではやっていけない店も多かろう。カラオケボックスも「韓国のカラオケボックスで感染者が使った部屋で二次感染した」なんてニュースが解除宣言目前でてきてしまったので、暗雲濃くなってきちゃった。通っているスポーツジムは2月から休館してて会費も徴収していません。小売店ではオンライン接客の技術を向上させているところも増えてきました。アフターコロナではなく、ウィズコロナな時代の生き方を模索していかなければなりません。なりません。あぁもう格安航空券でひらっとノルウェーに、とかできなくなっちゃうんだろうなー、残念、とても残念! 去年たくさん遊びに行っておいてよかったけれど、本当に残念!

新しいテレビ様式

ネット回線でつないでゲストの方や識者に登場してもらう番組がとても増えた。「スタジオっていらなかったのではないか」問題がいま勃発しているのでは?

昨日はNHK BSで、アメリカとドイツの学者、日本の本庶先生やお医者さんをネットでつないだコロナに関する座談会を行っていた。清々しい。わかりにくいテーマを噛み砕かせるために駆り出されたおバカキャラの配置もないし、なんにでもとりあえず文句をいうだけで存在感を表すしかない知性派でも社会派でもなんでもないコメンテーターとやららも出てこない。清々しい。あぁ清々しい。「人の話を黙って最後まで聞け」という姿勢が前面にあふれててよい。

新しいテレビのかたちを放送作家のみなさんなどで模索する番組もやっていた。テレビの画面を六分割しネット会議している様子を隣の部屋で作業しながら聞くともなしに聞いていたんだけど・・・・・「なんかもうそれラジオでよくない?」。

女優やアイドルの子は事務所の一室で、ホテルの部屋から回線つなぐスポーツ解説者など様々。「えっ、このひと、こんな絵を飾っちゃうひとなんだ!」とか「自分でメイクするとそういうふうになるのか・・」とか「本棚ひとつない部屋にいる人から知的ぶったこといわれてもねえー」などの発見がありますが、いろいろな方のいろいろな居室が覗けるのは楽しい。海外の学者や識者のインテリアを見られるのも目の保養。同じ2020年に生きているのにこの違いはなんだ、照明か? ファブリックか? 


まぁこんな本棚の持ち主にとやかくいわれたくないでしょうけれども。

京都精華大学の学長さんの談話

【AERA dot】アフリカ出身・京都精華大サコ学長 コロナ問題でわかった「日本人のホンネ」
マリ共和国出身のサコ学長のこのインタビュー、とてもおもしろかったです。私の周りでも多くの方が反応していた。日本人が読めば誰もが思い当たるフシがひとつやふたつあるまるで鏡のような文章で、ツイッターなどで一行二行引用して拡散していた人も多かった。そこがその人の「鏡」部分なんだな。私が引用するとしたらここだな。

また「自分ではない誰かがしてくれる」気持ちが強い。サービスが整いすぎているのが日本の弱さで、知恵や能力を使う機会がなく、自ら考えて動くのが苦手で他責傾向がある。ただ、わかっているのは、この問題は誰かが解決してくれるものではないということです。

「休校宣言が早すぎる」「給付金手続きが複雑すぎる・遅すぎる」と文句いったりする。なにやっても文句いうし、どこにでも文句つけちゃう。私が悩まなくても済む快適なサービスを誰かが構築してくれているはずと思い込んでいる。「金払ってるのはこっちだぞ」態度が強権すぎるように感じることもある。店員さんや医療従事者、お役所の窓口で大声で怒鳴ったりするのもそういう発想が根っこにある気がする。よくないよー、そういうのよくない。

行儀よく生きろ

久々にAmazonのkindle売り場を見ていたら、桜玉吉さんの新作が出ていたので電子版で読む。東伊豆でムカデや蜂、リスや鹿と、銭湯好きの筆者を悩ませる感じ悪い銭湯客、そして暴走老人、いろいろなものと戦っている桜玉吉さんの近況が読めるのはこの作品だけ! これも「行儀よく生きろ」本のひとつ。絵本みたいに1ページずつ愛でながら読むとよいと思います。

現場からは以上です。みなさま、今日もご安全に!

日々我人間2

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