地球儀をくるりと廻す初明り 永田呂邨

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
今日、届いた村上龍のJMM「2013年最大の経済トピックスは?」に対するJPモルガンの北野さんの回答がとても興味深かったです。日経の過去の元日の一面記事を並べ、2011年円高は怖くないという論調、2008年は円安に対する懸念、2006年の記事のタイトルは「ニッポンの力」、でも振り返るとここから衰退がはじまったんじゃね?、とそれぞれを読み比べる。総論としてはざっくりと「ま、日経のいうこともこんなもんだから、逆張りしていいんじゃね?」という話でした。
直感を信じ、マスコミの逆張りを、うん、これで概ねいいんじゃないかなー。「悲観的な意見を言ったほうが評論家としてはウケがいい」ということもありますが、そういう起きもしないかもしれないことを懸念しすぎず、悲観しすぎず、されど楽観しすぎず、できる備えはするだけして、楽しく愉快に健康にこの一年を乗り切りたいと思います。みなさまにとっても素晴らしい一年でありますよう。
冬休みの読書にさいとう・たかをの「鬼平犯科帳」にうっかり手を出してしまいました。まずい・・・・楽しくて困る。池波正太郎のを読み返したくなりました。
そして、高村薫の「新リア王」をまだまだ読んでるます。今、六ケ所村に原子燃料サイクル施設が誘致されるところです。
星新一さんが年賀状に書いたと言われている文章をコピペっておきます。
 今年もまたご一緒に九億四千万キロメートルの宇宙旅行をいたしましょう。
 これは地球が太陽のまわりを一周する距離です。
 速度は秒速29.7キロメートルのマッハ93。安全です。
 他の乗客たちがごたごたをおこさないよう祈りましょう。
さぁ、私たちも祈りましょう。

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