憑神

ヒグマ２点更新。
「絶対巨人ファンで、絶対Ｇタス見てる」の巻と、
「絶対ジローラモさんファンで、絶対ＬＥＯＮ読んでる」の巻。
そうね、ヒグマも男だったのよ。
浅田次郎の『憑神』を読みました。へー、こういうエンディングだったんだーというお話。三河侍の遺産といってもおかしくないようなまっすぐな考えの持ち主の主人公の、さっぱりとふっきれた爽やかな生き様で幕が降りる。もうひとつの壬生義士伝でがんす、おもさげながんす。
ちなみに表紙の３人は、物語に登場する、貧乏神・疫病神・死神の三人です。映画では西田敏行・赤井英和・ちびまる子ちゃんでおなじみの森迫永依ちゃんの３人が演じます。森迫永依ちゃん、かわいいだろうなぁ。
謎の幕末群像写真『フルベッキ写真』なるものを扱った「幕末 維新の暗号」というものを読んだ。どうジャンル分けしたらいいのかわからない。フリーメーソンなどの単語が出てくるあたりでふぎゃー。もっとうまく書けば、ダヴィンチ・コードのような娯楽小説になったと思うんだけど、素材の面白みを存分に生かしきれてなくて残念。惜しいなー。
「ウカさん、私はマゾではないのですよー、ぎゃー」とがぶがぶがぶがぶみしりみしりみしり。両腕にミミズバレと引っかき傷が絶えません。理由はわかっているのです。先日引越しが終わった隣の部屋でクリーニング作業を大々的にやっているとき、ウカ様がそこで使われていた溶剤かなにかの匂いをモロに吸い込んでしまい、ふんぎゃー、ぎゃーすぎゃーす、反対側の男所帯のホコリっぽくてヤニくさい事務所に飛び込み、ホコリまみれになり、５分間物陰に潜み、そこの方が動物好きの人だったからよかったようなものの（とはいうものの事務所については↑ひどい言い方）、ぎゃー白いおみあしがまっくろくろすけ、しばらく毛が逆立っており、ふんがー、それ以来気が立っているのです。あぁ、ウカよ。
でも、今は砂を取り替えたばかりのトイレの中で粛々と寝てる。
今週は遅れがちだった仕事を片付けます。えぇ、粛々と。