初夏やおとめちっくが止まらない/クラシルの「焦がしバターのフィナンシェ」/えひめ名物あまおとめ

土曜日はこれを作った。レシピはこちら。
クラシル:「意外と簡単!」おしゃれスイーツ”フィナンシェレシピ”5選

ちなみにいちごは越智今治農業協同組合の「あまおとめ」です。とちおとめとさがほのかを交配した品種で、香り高く、果肉もしっかり、ブツブツが控えめで、静岡が生んだ超絶美人・紅ほっぺのような華やかさ・完成度に欠けるものの、愛らしいやや縦長の円錐形のフォルムにツヤツヤした光り輝くような赤い実は「いちご食べてるぅ!!」としっかり味わうことができる今季イチオシのいちごです。覚えておいてね、えひめ名物あまおとめ!

 

この金塊というか金の延べ棒のようなかたち、フィナンシェという名前、金融に関係があるのかと語源を検索しましたら、ニューオータニのサイトにたどり着きました。

フィナンシェ(financier)はフランス語で、「金融家」「お金持ち」を意味する言葉です。金融街で働く方々にとって縁起の良い金塊・金の延べ棒をイメージした美しい焼き色と長方形が特徴のお菓子です。また、フィナンシェの形は金融マンが背広を汚さずに片手で手軽につまめるようにパリの菓子職人が考えたといわれています。

そうなん?! 修道院生まれのお菓子だそうですわよ。

 

先週作ったマドレーヌは少し重めの生地を大きめのスプーンで型にはめていく感じだったけど、フィナンシェの生地はもっとどろどろでおたまで掬って型に落としていく。もうドロッドロというかトロットロ。こんなドロッドロでどうなることかと思ったら、ドロッドロだからこそ、外がカリカリ、中はしっとりもっちり焼き上がる。そうか、そうだったのか。同じ卵・バター・薄力粉を使うのに、きみたち、随分仕上がりが違うじゃないかい。ヒョイパクヒョイパク買ってきたものを食べるだけだったら、君たちの違いに気を留めることもなく、私は一生を終えてしまったことだろう。まとめるとこういうことです。

マドレーヌ:全卵と小麦粉。もっちり食感。
フィナンシェ:卵白と小麦粉。外はカリカリ中はしっとり。

焼き菓子界の人気姉妹ってところですね。

 

導入した東芝のオーブンレンジがもしかしてかなり火力が強いのではないかという気がしてきました。焦げたのかと一瞬見間違える焼き上がりで、もっとこんがり柴犬の毛並みみたいな焼き色にしたいんだけどなー。この辺は温度を調整していくことになるのでしょうか? 調整してレシピ通りの完成品になるのでしょうか、どうでしょうか?

東芝 過熱水蒸気 オーブンレンジ 石窯ドーム 30L グランホワイト ER-SD3000-W

 

まぁともかく楽しいですよ、お菓子作り。言われたとおりにやれば出来上がるんですもの、人生とはまったく別ね。ちょっとしたお持たせが自分で作れるようになるってのもいいことよね(もらってくれる人が、そういうの気にしない人ならいいんですけど)。次はラッピングを覚えるかなー。いやーんもーおとめちっくが止まらない!!

 

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1 COMMENT

いち

焼き色の調節は、上火の問題なので、
焼き時間の途中で、上にアルミホイル被せると
コントロールできますよ!

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