梅雨曇りモンドリアンを見に行った/OPEN HOUSE (TYO:3288)のロゴも刺繍した

SOMPO美術館「生誕150年記念 モンドリアン展 純粋な絵画をもとめて 2021.03.23(火)- 06.06(日)」、最終日に行ってきた。会期中に再開あいなってほんとうに良かった。

私の母親が趣味で描いた油絵を混ぜて並べてもあまり違和感がなさそうな初期の風景画から展示が始まる。歩み進めていくと、川辺の木々がどんどんパターン化していき、キュビズム的な表現に寄っていく。光を抽象化したような砂丘の作品など自然物のパターン化による表現が進化していく。水色とピンクが鮮烈な《ドンブルグの教会塔》あたりで「おっ」と思い、展示スペースを移動すると最後のコーナーにたどり着く、モンドリアンといえばこれがモンドリアンですよという晩年のモンドリアンなあまりにモンドリアンな展示コーナー。こういう人生を歩んで、ああいうゴールにたどり着くのか、という画家の一生の絵巻、圧巻でした。

モンドリアンは、あの特徴的な黒い直線と三原色の作風に落ち着くまで生活は苦労したそうですが、それからは安定したそうです、でもそれって割と晩年。そしてちょっとした風邪が原因で、旅先のニューヨークで入院してあっけなく肺炎で死んじゃうの、71歳。まだご本人は死ぬつもりなかったでしょう、残念です、肺炎怖いよ。

 

鑑賞しながら、そうはいうてもオープンハウスのあのモンドリアン的なロゴデザインは一体誰がしたんだろう、結構初期からあのロゴだったような気がしましたが、と早速図案に起こしてみた。そしたら全然モンドリアってないことがわかった。
まず左上の細い黄色の幅を基準の1とする、隣の階段ぽいエリアの段数から1✕4ドットと計算する。全体にこの黄色の1マスをはめ込んでいくのだが、白のエリアは1✕2.1、黄色と白の上にかかる水色は1✕3.2と全然モジュールになってない。このロゴを、モジュール単位で正確に換算すると相当な面積の刺繍布が必要なことがわかる、全然モンドリアってない!! 全然モンドリアってないーーー!

そんな熱い思いが、私を刺繍糸と布に掻き立てたのでございました。以上です。

 

会場出口にしずしずと飾られていたゴッホのひまわりは圧巻でした。バブルの時代に53億で買って世界中で物議をかもしたけど、今なら200億か250億くらいになるんじゃないの? いい買い物しましたねぇ。いや、そういう感想じゃなくってね、ほかにいうべきことがあるよね、あたい?

 

バウハウス (コンパクトミディ・シリーズ)

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