春待ちて青き革命そこかしこ/映画「レ・ミゼラブル」

サントラ
ユニバーサル インターナショナル

¥ 2,540

(2012-12-26)

 
映画ポスターでのラッセル・クロウが海軍軍人みたいだし、空は朝焼け、太陽が染めたパリの街はまるで海のようで、なんとなく「大航海時代!!!」なデザインですよね、レ・ミゼラブル。「えぇーとパンを盗んだジャン・バルジャンの話だよね、アン・ハサウェイが役作りのために7kgだか11kg体重落として髪も切っちゃったんだよね、それは見に行かなくては!」と昨日のレディースデーで見て来ましたよ。ABCの革命チームが「明日は革命前夜~」などと歌を歌ってるところが物語の折り返しだったようで、そのタイミングでみんなトイレ行ってましたね。映画終わったあと「ずっと歌ってて疲れた」やら「セリフ歌ってりゃこれだけ長いよ!」と毒づいてる子女の声を耳にしましたが、ミュージカルですから、ミュージカルなんですから!!!!
アン・ハサウェイの「夢やぶれて」は素晴らしかった。おばちゃんもハラハラ一緒に泣いただよ。痩せて痩せて顔にあるのは大きなあの魅力的なタレ目だけになってしまった彼女が、丸坊主にし、胸を大きく広げた薄汚いドレスに身を包み、嗚咽しながら歌う「夢やぶれて」。そうだ、スーザン・ボイルも歌ってたよね、これは。なんとなく「人生さいこー!」な歌かとずっと思っていたのですが(じゃぁなんで夢やぶれて、というタイトルなのか考えてみなよ。自分)、訳詞を見て「ひぃぃぃ・・・!」と三歩のけぞりたくなるような悲しいものでした。それをアップで、2分半くらいの長さで、堂々と歌って! アン!! 素晴らしかたよ! この作品は、ひとつの歌としても完成するようにそれぞれの楽曲がとても丁寧に訳されていたように思います。
マリウスに恋してるのに伝えることがかなわなかったエポニーヌ役のサマンサ・バークス! ちょう歌がうまい!!!とっても歌がうまい!!! 何者なんでしょうかのう。と、思ったら、ELLEに詳細な記事が掲載されてました。元々舞台で「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役を演じていたんですって! で、今回の映画プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュに見出されたわけですが、リア・ミシェル、スカーレット・ヨハンソン、そしてテイラー・スウィフトと役争いしたそうです。ぎゃー!!! でも、テイラーちゃんだとコゼット役のアマンダ・セイフライドと見た目がかぶっちゃうよね? 
詳しい話はこちらで。
http://www.elle.co.jp/culture/celebgossip/Samantha-Barks-Eponine-In-Les-Miserables-On-Winning-One-Of-Hollywood-s-12_1227
マリウス役のエディ・レッドメインも、この役を勝ち取るまで苦労したんじゃのう。そばかすがキュートでしたぞよ!
そして愛するボラット兄さんことサシャ・バロン・コーエンボラットが、業突く張りのテナルディエを演じてたのもグッド・キャスティングー!!! 座席からスクリーンに向かって親指ぐっと立てちゃったよ!
とりあえずサウンドトラック買うわー、ポチッとするわー、原作も読んでみるわー。
監督は、「英国王のスピーチ」のトム・フーパー、大作感みっちり、お見逃しの方はぜひぜひ!
※その他あれこれ
この夏公開「世界大戦ゼーット!」 ブラッド・ピットが主役なんですが、ブラピってこういう大げさなゾンビ映画に出る必要あるのー? お小遣いが足りないのかちら!? いや、ゾンビ映画って一度は出てみたいものなのかもしれないけれど。
この夏公開、トム・クルーズの「オブリビオン」。SFスリラー映画なんだけど、えぇー50歳のナイスミドルに演じさせなくとも・・・。
http://oblivion-movie.jp/
このラッセル・クロウはちょっとハンサムすぎるんじゃなくって!? あたい、ラッセル・クロウは、アメリカン・ギャングスターのラッセル・クロウが一番好きだな。あれはもう映画としてかっこよすぎてかっこよすぎて!!! プルーフ・オブ・ライフのラッセル・クロウがもイケメン扱いでよかったわよね。うふふ。
http://allcinema.web.fc2.com/celebritywallpaper/r/russell_crowe_01.html

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