最近、お高いカメラを買った社会人の甥っ子に「熱海の古いホテルの館内の撮影し放題のイベントがあるらしい」と声をかけ、土曜日に熱海に行ってきました。実際はそうでもないアートイベントだったのですが、美しく晴れた青い空、光り輝く海、遠くに見える島々、行きのロマンスカーで早速飲んだアサヒスーパードライ、鑑賞後には海の見えるジョナサンで私はzoomでオンラインセミナーを聴き土曜日を有効活用! 大変満足の行く日帰り小旅行となりました。
オリンパスのコンデジを持っていきました。青がすごいな。
ATAMI ART GRANT
写真撮り放題のイベントだと思っていたのですが、実はかなり真面目な現代アートの大掛かりなイベントでした。館内に入りましたらホテルニューアカオを舞台にしたアートをめぐる冒険が準備されておりました。なるほどこうきたか。
一番印象的だったのは「回帰、2021」という短い映像作品。父と息子の物語であり、父と父の友人の物語であり、父の友人とこのホテルの物語でもある。ホテルニューアカオの生きた50年に思いを馳せた。錦松の間で見られます。これだけはぜひ、行かれましたらぜひ。
会場アクセス・会期など
新宿から熱海へ
「東海道線の根府川駅からの風景を見せたい、甥っ子の人生初小田原方面ということでロマンスカーも乗りたい」と悩んだ末、新宿・小田原間をロマンスカーで、小田原・熱海間はJR東海道線各駅停車で行きました。これいいな、富士山も海も楽しめて座席ゆったり。乗り換えが苦にならないようでしたらぜひ。運賃合計2220円、乗車時間は約90分、新橋から行く熱海より早い。そして、ほんとうに、根府川駅から見える海って最高よね。
熱海からホテルニューアカオへ
熱海駅からホテルニューアカオまで送迎バスがあることは確認していたのですが、ウェブサイトにはホテルご宿泊・「花の妖精」ご利用のお客様と書かれているし、熱海の観光産業に一銭もお金を落とさないのもなんだし、と駅からはタクシーで行った。駅からホテルニューアカオまで1600円です。
ですが、今回のアートイベントを鑑賞するためだけの人も、シャトルバスに乗っても問題なかったみたいです。わたしたちも帰りは乗りました。時刻表はこちらから、念の為確認してから行ってね!
会期
11月16日(火)~12月12日(日)
お金とってもいいくらいのイベントでしたが、入館料無料です。
お時間ありましたらぜひ。