今週の本と映画とやっぱり元気ない猫／東京キモノショー・白日展・北欧の神秘展・華麗なる一族　など

概況

3/25-3/31　スーパーで中華クラゲを見つけ、「中華料理屋の冷製前菜に登場してくるこのクラゲ、もしかしてキュウリとアレしてこうすれば好きなだけ食べられるのでは？」と思い至り、買ってきて早速キュウリをショリショリ、ごま油で混ぜ混ぜ、鷹の爪をちらほら、あら完成！　いやーもうーお徳用中華クラゲがほしいーーー！！！　栄養価ゼロだろうけど夏に向けて必要だ。　

猫ちゃんはか細い声で「ひゃっ」とか「にゃっ」とか鳴くばかりで、薬がしんどいようです。どうしたものかなぁ。ずっとおばあちゃんの日向ぼっこ椅子（私の映画鑑賞椅子）に置いたひざ掛けの中にくるまっていたりする。香箱座りでじっとしているときは痛みを堪えているようでほんとうに心配だけど、体を丸くして寝ているときは安心する。猫にとっては、いま一番ホットな寝場所なんだろうけれど、たまには私と一緒に寝てほしいよ。

ところであたいのリクライニングチェア、超ダサくて、座り心地は悪くないんだけど超ダサくて、どうしたらいいの！？

その他、新生活甥っ子に家電を譲り、フライング花見と白日展、東京キモノショー、ゴールデンカムイコンサート、ＳＯＭＰＯ美術館で北欧展など。

白日展

マヌル狛猫、かわいい、手乗りサイズでほしい。熊本の森英顕さん作品。

新国立美術館で。彫塑コーナーは毎年ほっこりする。例年なら桜が咲き誇っているところではありますが、今年は青山墓地に咲いている木を一本見つけただけ。いやはや。こんなに咲くのが遅くなるとは。寒くて北風が強い日が続く３月でございました。

シャケ・クマ・イノシシ！　情報量が多い！　愛知県永江智尚さん作品。普段はこういうものを作っていらっしゃるようです。どこかで心境の変化があったのかしら？

東京キモノショー

初期の手作り感満載のイベントから大変スマートに、堀留町をぐるりと一周すればほとんどの展示・ショップを見て回ることができるようてんこ盛りの内容もしっかりと動線が整理され、特にサンライズビルでの展示は圧巻で大変見ごたえがありました。
過去にあれだけお金を費やして集めたまくったのだから、着ないといけませんわね、わたしの着物。

ゴールデンカムイコンサート

詳細はこちら。
オーケストラのみなさんが真剣な顔で演奏している頭上のモニタに「ラッコ鍋」が映し出される場面もございました。プロの方たちってすごい。声出して笑っていいのか我慢したほうがいいのか大変悩ましい時間帯でございました。
このイベントのために、多くのスタッフの方たちが丁寧に準備されてきたようすがよくわかるコンサートでした。映像か音源を販売してくれないでしょうか。手元に残しておきたいコンサートでした。

SOMPO美術館「北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」

これは「トロルのシラミ取りをする姫」、姫様は屈しない！　北欧の風景やサガや神話に由来した作品など、スウェーデン国立美術館・フィンランド国立アテネウム美術館・ノルウェー国立美術館から。

「スレイプニルにまたがるオーディンのタピストリー」、いい、とてもいい！　「スレイプニル」というブラウザがありましたが、この八本足の馬の名前から取っていたのか。なるほど。

展示会場最後のトロルの動画コンテンツが味があってよかった。北欧にも水木しげるがいたんだなぁと感慨深くなりました。SOMPO美術館は小さいけど、フロアをうまく巡回する構成になっていて、こぢんまりしていながらも展示されている作品点数が多くていいですね。外観もかわいらしいし。

WOWOW版「華麗なる一族」

WOWOW版「華麗なる一族」全１２話を完走。「もう善人の役ばかりやるのはいやだーー」という中井貴一と「もう善女の役は飽きたのーーー」という内田有紀のタッグが見もの。秋からゴールデンカムイのWOWOW版が始まる予定ですが、丹念な時代考証と衣装のこだわりが随所で際立ち、これならばゴールデンカムイも安心という思いを強くしました。映画版ゴールデンカムイでデカ島さんとしても人気を博す「１０００の『はい』を持つ男」工藤阿須加さんも出演、なるほどなるほど、主な出演者はこんな感じです。

中井貴一・向井理・藤ヶ谷太輔・吉岡里帆・松本穂香・要潤・田中麗奈・美村里江・工藤阿須加・福本莉子・宮田俊哉・堀部圭亮・甲本雅裕・永島敏行・音尾琢真・加藤雅也・麻生祐未・高嶋政伸・石黒賢・伊武雅刀・萬田久子・石坂浩二（特別出演）・内田有紀

WOWOW好みの配役はこういう感じなのかと理解し、おっ、ということは！？

・甲本雅裕さんをぜひ！　関谷輪一郎役でぜひ！！
・藤ヶ谷太輔をぜひ！　宇佐美役にぴったり！！！
・音尾琢真さんもぜひ、北海道枠として！！

六角精児さん、相島一之やマギーさんもいい役演じてましたよ。さすがWOWOW開局30周年記念作品、熱の入り方が違いました。みなさまもぜひ～。