長谷川町子美術館

土曜日は桜新町の長谷川真知子美術館へ。
桜新町という駅に降りたのは人生で2回目。前回はサザエさん通りではない側を歩いたので気がつきませんでしたが、サザエさんって本当に町に愛されているんですね。今回はサザエさん通りをぬけて、長谷川町子美術館まで歩いたのですが、不動産屋さんの店先には花沢さんのお父さんと花沢さんの看板がたち、街のいたるところにサザエさんのイラストや姿がありました。すごい。美術館の客は、自分のお小遣いを握り締めてやってきた小学生や中学生の姿や、二十代のカップル、年配の方など幅広い年代で、なんとなく日常的に立ち寄っている人が多いような印象を受けました。
しかし、長谷川町子さんとそのご家族というのは本当にすごい一家で、特にお母様の豪快な決断力の話には枚挙に暇がなく、戦後の復興期の中、女4人の家族でよくこれほどまでにたくましく力強く才発揮して生き抜いたものだと毎回感心します。収蔵展も大変女性らしいやさしさと品のあるセレクトですが、そんな長谷川家の姿がちらりほらりとかいま見える常設展示もあります。漫画サザエさんがすべて並んだ棚も用意されており、椅子に座ってゆっくりと読むこともできます。入館料も珈琲一杯分の値段です。みなさんもぜひー。
綿薩摩と白い塩瀬の帯。コートも初めて着た。

青空(黒いのは、鳥が飛んでいるところ)
帰ってきて、マンションの窓が見えるとおりを歩いていて、うっかり自分の部屋を見上げたら、半分開けたカーテンからウカ様が大通りを見下ろしている姿を見つけた。「ウカー!」と叫びながら横断歩道をあわてて駆け抜けましたとさ。

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