今週の本と映画と少し元気猫/中尊寺金色堂展・シャイロックの子供たち・絶賛花見ウィーク

概況

4/1-4/7 姉たちがかわるがわる上京してきたので東京花見ウィーク。最初に来た姉は咲き始めの千鳥ヶ淵をみて「ライトアップに騙されるが、騙されたまま帰るよ」と若干消化不良気味。


ライトアップに騙されてしまう4月1日の千鳥ヶ淵。


小松乙女! ムーコちゃんに思いを馳せながら。

次の週末にきた別の姉とは「日曜の花見は曇りかねぇ」とあまり期待していなかったが、午後から青空がみえるほどに天気も回復。皇居の東御苑にも行き、「江戸城超ひろい!」「超広い!!」と連呼しながら丸ノ内線大手町駅までなんとかたどり着いた姉と甥・私たち三人は、銀座のヌン活会場へ滑るようにして移動していったのでございます。おいちかった。


桜田濠のわらび。取り放題じゃないですか! いいなー。


桜田濠の桜。
「次はさくらだもん!」という有楽町線のアナウンスに思いを馳せながら。


ぬんぬんぬん活、美味しかったのでランチにも行ってみる。

猫は少し元気がでてきた。寝室で一緒に寝てくれなくなったので、リビングの長椅子にシーツをかけ、猫が一番好きな椅子をその長椅子の隣に寄せて眠りについた。するとどうでしょう、猫は「布団の中いれてえ」と潜り込んできて、私の腕に前足を揃えて乗せゴロゴロゴロゴロ喉を鳴らしながら30分ほど一緒に、徳弘正也先生の作品を読んだのです。猫よ! 猫に寄り添うとき、私もまた猫に寄り添っているのだ。素晴らしい、この調子この調子!

中尊寺金色堂展

よかったっす、外国人観光客が多すぎて、大英博物館にいるような気持ちになりましたが、よかったっす。田中泯に思いを馳せながら見たっす。藤原家がいかに富裕だったかを示す金をつかったあれこれの品。金塊もごろりと展示されていて、それは現在のカントリーマアムみたいなサイズなんだけど、重さ32g、ほぼ1オンス。これがドルにすると2360ドル、日本円にして36万円なのか(2024/4/10現在)と感慨深く見つめた。金塊が取れるってほんとうに大変な力を得たも同然のことだったのだ。すごい。なのでいまこんな本を読んでいます。

金・銀・銅の日本史 (岩波新書 新赤版 1085)

中尊寺金色堂には20年ほど前に行ったはずなのですが、こんな細部までじっくり見られたわけではなかったのでその点でも。金色堂のあと毛越寺行ったのよね。いまそういった記憶が、「光る君へ」や「鎌倉殿の13人」で蘇ってくるのですから、若い頃の歴史旧跡めぐり的観光地に無駄なものはないと思います。

大河ドラマ 鎌倉殿の13人 完全版 第壱集 ブルーレイ BOX [Blu-ray] 光る君へ 前編 (NHK大河ドラマ・ガイド)

WOWOW版「シャイロックの子供たち」

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「イノッチが死ぬはずないーーー死ぬはずない!!」と祈りながら、全話完走。男性行員たちが全員ろくでもないのですが、世の行員たちはこれを見て「こんなの捏造がすぎる!」とふんがいしたりしなかったのだろうか。池井戸さんが見てきた銀行がこうだったのかちら!(三菱銀行だというのでそうだったのかもしれません)

シャイロックの子供たち

阿部サダヲ版の映画もあるけど、2時間ではかなり駆け足になってしまうような・・でも見てみます。

私の花見コース

基本コース
自宅 → 外濠通り → 靖国神社 → 千鳥ヶ淵九段側入口分岐

桜田濠コース
分岐点 → 国立劇場 → 桜田濠 → 桜田門 → 皇居入り、楠木正成像をみて日比谷へ

東御苑コース
分岐点 → 北の丸公園 → 乾門 → 北橋詰門 → 皇居東御苑 → 大手門 → 大手町へ


天守台。石が大きい、意外と高い。富士山が見えるはずですわ。


石楠花が満開でした。外界は咲くのが早い。

皇居東御苑の広さときたらそりゃあもう。こんなにいまの住まいエリアが好きになるなんて思っていなかった。2012年のわたしに向かって、毎日「あのマンション買っておけばよかったのよ、バカーー!」と詰っています。ほんとうにばかー。

 

絶対に失敗しない! 中古マンションの見極め方

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