あたくし、二コール・キッドマンのCGめいた美しさが大好きで、また、映画でいうとロードオブザリングのような超大作ファンタジーロマンが好きなもので、ついでに、CGでもいいからクマーも好きなものですんで、そういう諸般の好きなものてんこもりの「ライラの冒険」を見て参りました。
以下、ネタバレじゃないかもしれないけど感想です。
本当は2時間半にしたかったんだろうけど、諸般の事情で2時間の枠の中に納めたのだろうなと窺われる構成。なんとまぁ展開のめまぐるしいことか。子供たちが映画館でおとなしく見られる時間といったら2時間が限度だろうから仕方ないけど、忙しいこと忙しいこと。ケロロ軍曹が60分なことを考えれば、2時間というのは本当に限度枠オーバーよね。最初から三部作にして作るあたり、いろいろなオトナの事情が垣間見えちゃって、あぁ、ファンタジー映画なのに残念ねぇ。
本年度アカデミー賞資格効果賞を受賞しただけあって、映像はなかなか見せてくれます。なにしろ、二コール・キッドマンが・・・怒ってもにらんでもすごんでも殴っても怒鳴っても何しても美しくて。主人公のライラちゃんも、将来が楽しみな面長美人。世紀のへっぽこ007と呼ばれたダニエル・グレイグもなかなかよい役者っぷり。ダイモンとよばれる動物の形をとった人間たちの魂が、素敵にかわいい。人間の脇には必ずダイモンがいるんだけど、そういう細かい描写がいちいちほほえましい。
物語は次の戦いを予想させるところで終わります。ドラクエやファイナルファンタジーってこんな感じだったよなーと思いながら劇場を出る。これは、ディレクターズカットを見ないと、少し物足りないかも。深みが足りないというか。だからといって物語の内容が理解できないというわけじゃないんだけど。
プラネタリウムのふたご いしい しんじ
土曜に読了。この物語にも、酔いどれ熊がでてきますが、熊にご縁のある一日でしたわね。この静かな名もなき村の姿が目に浮かびました。
グレース・ケリーみたいな完璧な美人よね、二コール・キッドマンって。
高貴って言葉が似合う!
そして50年代のクラシカルな衣装とメークも似合うのです。美しい!