犬の社会的立場

日曜は、お祝いごとがあったので姉の家まで日帰りで。
姉妹全員そろってにぎやかな日曜日に。
姉の家では、前から和犬を飼っていたのですが、そこに新たに大型洋犬が投入され、和犬も立場が危うくなったと思ったのか、子どもたちに「遊んで遊んで遊んでー、ほら、ぼくこんなにいいこでしょ?」と媚を売ることこの上なし。大型洋犬は生後4ヶ月で早20kgオーバー、どちらかというとおっとりしていて、ちょっとぼーっとした感じ。和犬ががるるとくいついてきても、「んー・・・・? なに? 蚊かな?」と誠にぼんやりとした対応。これからどうなることかわかりませんが、子どもたちにはどちらの犬も分け隔てなく仲良く接してもらいたいものです。
ランチは地元のイタリアンに。行く前に総勢6人の子どもを前に姉たちが、「今日行くところは、大人の人がゴハン食べるところだけど、今日はお店の人にお願いして、子どもたちのみなさんも一緒に行くことにしました。つきましては、食事中は静かにお行儀よく食べましょうね」と何度も釘を刺す。うむうむ麗しい光景じゃと眺めつつ、お店に行き、間仕切りで仕切られた半個室へ通された。さて食事を・・と始まったところ、隣の集団がたいそう騒がしい。びっくりするほど大きな声を上げ、げらげら笑い、お互いの旦那さまの年収を探りあう。大人の私たちだけでなく、子どもたちまでげんなりしてしまう。その女たちの声の合間に、子どもの泣く声や叫び声がまじり、「えっ、お子さんがいるような年代の人たちなの?」とおのろく。子どもたちの叫び声もたしなめることなく大声の会話は続き、私の小学一年生の甥っこがうんざりした表情でこうつぶやいた。
「レストランで静かに食事ができないのはマナー違反だよ」
ひぃぃぃー。一年生! なにこの大人っぷり。
でも、アレだよな、子どもが騒ぐならまだしも、親があんなに騒いでたら躾もへったくれもないんだろうな。ひー、他山の石、他山の石。

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