毎年9月、紅葉の頃に行っている中央アルプス駒ケ岳ですが、今年は高山植物が見たくてこの季節に、週末を利用してお友達とチャチャッと行って来ました。駒ヶ根駅から50分、手に汗握るロープウェイで7分半、ロープウェイの駅を降りればそこは残雪残る夏でも最高気温18度の千畳敷カール。行ってよかったの素晴らしい眺めでした。
そこから駒ケ岳山頂までは大人の足で1時間半~2時間、天気がよければ槍ヶ岳も富士山も一緒に見られるわよ。槍が見られると得したなーって思います。富士山は、南アルプスの向こう側にちょっこし角が見える感じ。そう、富士山山頂って北側は平なんだけど、南側は角が生えてるのよね。
稜線の上の空はなんであんなに青いんじゃろうね。
花崗岩はどうしてこんなに白くて綺麗なんじゃろうね。
中央アルプス駒ケ岳はどうしてこんなにお手軽なのに
カタルシス満点なんじゃろうね。
山頂から四方の山へと続く稜線の上の登山道を見てるだけで、なにかすごい可能性を感じるのよね!坂の上の雲的なっ! 人生もそういうものなのかしら、どうかちら!
今回は道中、京都からきていたおじいちゃん・おばあちゃん・娘さん・お孫さんの4人組と行く先々で出会い、花の名前を教えてもらったり楽しい道中となりました。おじいちゃん(というか、私から見たらおじさん、でも「後期高齢者になるとしんどいですわー」と言ってらした)は、このあと京都に一度戻り、お孫さんを帰らして、そのあと八幡平まで行くんですって。 「車中泊して朝早く登って降りて、日帰り温泉浸かるんですよ。毎年夏はこんな感じで、そのあいだは息子夫婦に犬預けてるんですわ」 いいなーその老後! あたいもそれ目指したい!
今回もオリンパスのXZ-1で。レンズのフタがすっごく取れやすいことを除けばよいカメラ。ちょっと青味が強いかな、と思わなくもないけど、全般的によいカメラです。
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パリを舞台に失踪した妻を追う男を描いたサスペンス映画「フランティック」を。ハリソン・フォード、エマニュエル・セニエ主演、ロマン・ポランスキー監督、1989年作品。エマニュエル・セニエさん、すっごく足が長くて足が長くて足が長くて足が長くて、大事なことなのでもう一度お伝えしますが、足がすっごく長くて、1989年前後の濃い化粧がすっごく似あって、赤いニットのドレスとか革のミニドレスとかんもーなにその美麗さ! あたしゃもう見てるだけでそりゃもう足が長くて(少々混乱気味)、アレですわよ。セニエさんはこの作品をきっかけにポランスキー監督と結婚するわけですが、そうかーポランスキー監督って、そうかー、そうかー・・・。
それにしてもハリソン・フォードって「お金も地位もあるのに、なんでかエライ目に遭う役柄」の人よね。そんなハンサム・エリートアメリカ人の役を演じてるハリソンさんですが、全裸でくまちゃんのぬいぐるみを股間にあてて登場するシーンがありまして、くまちゃんのぬいぐるみはナイスな活躍を繰り広げていました、えぇ、そりゃもう、ベオウルフ並にね。
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