この季節もまたショップジャパンに・・・

うっかりTOKYO MXにチャンネルを合わせたら、午後8時とかそんな時間帯なのにショッピング番組をやってやがる。あぁ。ぼんやりと見ているとうっかり買ってしまいそうな恐ろしさじゃよ、よよよよ。
さっき30分近くかけて放送していたのはこれ。

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こんなのぼーっと見てたら、クレジットカード取り出してパソコンの前にいそいそと移動しそうになっちゃったわよ。ブログの又聞きなんですけど、高橋源一郎さんちには今テレビがないんですって。
内田樹ブログ【テレビが消える日】
というのも、『週刊現代』の先週のコラムで高橋源一郎さんが「テレビが消えた」という話を書いていたからである。
半世紀にわたるテレビ視聴を止めて、5年愛用したソニーのテレビを知人に譲り、高橋家はいま「テレビのない生活」に入っている。その理由を高橋さんはこう書いている。「ある日、タカハシさんは、長男と一緒に、ぼんやりとテレビを眺めていた。そして、ちらりと、テレビの画面を見つめている長男の顔つきを見て、愕然としたのである。
長男は床に猫背になって座り、口を半開きにして、顎を突き出し、ぼんやりと澱んだ瞳で、画面を見つめていた。タカハシさんは、長男の名前を呼んだ。反応がない。もう一度、呼んだ。まだ反応がない。そして、三度目、ようやく、長男は、タカハシさんの方を向いた。その瞳には何も映っていないように、タカハシさんには見えた。まるで魂が抜けてしまった人間の表情だった。」(「おじさんは白馬に乗って」第23回「テレビが消えた」、週刊現代11月18日号、65頁)

私もうっかりそんな顔をしていたのかもしれません。本当にこの時間、あっという間に30分という時間が過ぎてしまったのが、ちょっと信じられなかったのです。
はっ! ソニーの最終赤字が1500億だったり、沖電気が希望退職者募ったり、三井金属が4000人従業員を削減したり、国内の投信残高が過去最大の27兆円減(たぶん、その中に、私の退職時積み立て共済も入ってる)とかもうそんな先行きの暗いニュースばかりだというのに・・あぁ、もう、私ときたら・・・
フジサンケイ ビジネスアイ【株安・円高…投信残高27兆円減】
米国発の金融危機が直撃し、2008年の投資信託の資産残高が過去最大の落ち込みとなった。投資信託協会が19日発表した投信概況によると、08年末の投信(私募などを除く)の純資産残高は前年末比27兆6129億円減少し52兆1476億円だった。
前年割れは02年以来、6年ぶり。減少幅はこれまで最大だった1990年(12兆6553億円減)の2倍以上に膨らみ、前年末と比べて約3分の1の資産が吹き飛んだ格好だ。

その泡はどこからきて、どこへ行ってしまったのでしょうかね。

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