この映画、西原理恵子さんは息子さんとごらんになったそうですが(ブログ記事はこちら)、相当きつかったのではないかと思います(息子さんが・・・)。
1930年代の装いって素敵ね。クラシカルで本当にいいなーと思う。アンジーのウェストと足の細さが尋常でないことに目が釘付け。厚みのあるツイードのコートをあんなにほっそりと着られるなんて。自分はいつもアンジーの胸元とぽってり唇しか見てなかったんだなぁと気がつく。リップグロスのない時代のメイクがまたそそります。
ロサンゼルス市警の唯一の良心・ヤバラ刑事(マイケル・ケリー)が、田中要次さんに見えてしかたありませんでした。
重くてしんどいひどい事件を扱った映画だったけれど、細部の道具にまでこだわったイーストウッド監督の妥協のない映画作りには感服いたしました。
ミスティック・リバー/ミリオンダラー・ベイビー/父親たちの星条旗
次は「グラン・トリノ」で会いましょう!