神々の島てふ秋のバリへ行く


バロンダンス。ウカちゃまにしか見えない!

目ぇかっと見開いたインドネシア美人

これが見たかった、バリの棚田

モヒカン子猿(モンキーフォレスト)
三連休使ってバリ島へ行って来ましたよ。ジャカルタ空港で乗り換えて、往路1日復路に1日、中3日現地滞在、久しぶりのリゾート地帯への旅行です。
朝8時に自宅を出て、成田を11時発、スカルノハッタ空港で乗り換え、デンパサール空港まで(ガルーダ・インドネシア航空のごはん、おいしかった!)、そこからはタクシーチケットを買い求め、ウブドのホテルまで。ホテルについたのはその日の日本時間深夜1時。えらく遠くにきた気分。
■バリ島でiPhoneを心置きなく使うために
http://shimajiro-mobiler.net/2011/05/01/post6368/
まずは到着したスカルノハッタ空港でSIMカードを調達したいと思い、こちらのブログの記事を印刷して該当のお店を探す。飛行機を降りてすぐ、バゲージなんたらの手前で「CELLUAR KING SHOP」が見つかる。店員さんにプリントアウトを見せて「同じのがほしいのですけれど」とお願いする。中村憲剛そっくりの店員さんが対応してくれてる間、別の店員さんがやってきて、私のプリントアウトをしばらく見つめる。
「これ、俺だ・・・」

中村憲剛大爆笑、私も釣られて大爆笑、ひとしきりなごんだところで、SIMカード購入&アクティベートだん。クレジットカード不可、現金のみで支払可能。成田で両替もしておらず(成田空港ではインドネシア・ルピアの両替をやってなかった)、一瞬慌てましたが、このショップのすぐ近くにATMがあり、ここで現金を下ろす(+PLUSのロゴマークがついてるキャッシュカードなら可能です)。お代は20万ルピア、日本円で2000円弱、使える容量は1.5GBまで。
調子にのってiPhoneで毎晩Tumblr見てましたら、あっという間に規定の容量をオーバーしてしまい、旅の後半は動作が不安定でした。そのまま使えなくなってしまえばこちらも状況を理解できるのですが、googleで検索はさくっとできる、しかし検索結果からのサイトの表示が大変重く1画面を表示するのに10分ほどかかったり・・・の割に、Gmail やgoogle map はさくさくと表示されたので、旅の道中は困らなかったけど、どういう仕組みだったのか、ちょっと謎。
日本からは別に海外用WIFIをレンタルして行きました。こちらは1日680円~、今回は諸々込で6200円ほど。ホテルの部屋でもホテル提供のWi-Fiが使えたけど、えっらく遅かったので「どうしてもネットする必要がある」という方は、多少高くてもレンタルしていったほうがいいかもしれません。私もちょこっと仕事したりしたので、結果的には持って行ってよかったです。
http://www.globaldata.jp/
■老舗ホテル「チャンプアン ホテル&スパ」

朝食風景、欧米人多めです。
今回、行先を決めるまでにしばらく時間がかかり、バリ島に行くと決めてからも拠点となる地をどこにするかでまた悩み、うんうん、うなっていたところ、バリ好きのお友達が「ウブドにしなよ」と進めてくれた。
そしてウブドを拠点にしてホテルを選び出したら、これがまたキリがない。毎年毎年、大型リゾートホテルが開業しているようで、専有面積100坪前後のプール付きのヴィラやらなにやらがわらわらと検索結果に出てくる。いろいろと目移りしてホテル選びが難航を極めているとき、くだんのお友達が「ウブドだったら、チャンプアンホテル&スパがいいよ。新しくないけど、古くて落ち着いたいいホテルだよ」と進めてくれる。そのホテルが特集されている「世界のクラシックホテル」という番組のDVDまで貸してくれて猛プッシュ。ネットで検索すると、4泊で税サ込で4万円でお釣りがくる。この金額で多少はずれてても文句は言えまい、どんなホテルかドキドキしながら(タクシーの運転手さんが片側一車線の道を時速120キロで飛ばしていくのにはもっとドキドキしたけれども)デンパサールからウブドまで移動しました。で、着いたら現地真夜中だった、と。
その「チャンプアン ホテル&スパ」は、ウブドで最初のホテルとして1928年に開業した老舗・正統派ホテル。チャンプアン橋のほとりの峡谷に、1階と2階あわせて4~6部屋あるコテージが10棟ほど点在、プールが2つ、スパがひとつ、ホテルのお寺まであります。通された部屋は、レストランに例えると「入り口近くのちょっと残念な席」に相当する位置にありましたが、登り降りする階段が意外ときついので、ロビーに近くて助かったくらい。
広々とした部屋の内装は、「ホテルもここまで設備を削ってもいいんだよね」という超あっさり仕様。磨きこまれたピカピカの大きな窓、ベッドと鏡台と椅子2脚とテーブル、バスタブのあるお風呂は最小限のアメニティのみ、川を見下ろすそれぞれの部屋のテラスにもテーブルと椅子が置かれており、滞在中のPC仕事はほとんどこのテラス席でしていました。テレビもないし、冷蔵庫は空っぽ、「この部屋、エアコンがついてるんですよ、えへへ」と自慢されたりしたシンプルなお部屋で、ひと目で気に入りました。リゾート地帯のホテルからはテレビを無くしちゃったほうがいいわよね、えぇ!
そのテラス席で朝食の前にメールチェックしていたら、視界の中をなにかが横切る。揺れている木の枝の先を探してみたらふっさりとした尻尾を持つリスが! ブーゲンビリアの巨木から、プルメリア咲く巨木まで、ひらひらと枝を伝っていく。別の日には足元を茶色いものが横切り、バッグにしたらよさそうなサイズのトカゲちゃんがのそのそりと。
赤道直下なので、とにかくあらゆる木の背が高くて、思わぬ高さから花が咲きこぼれており、美しい鳥が毎朝やってきて、夜はカエルとヤモリの大合唱。一日遊んで帰ってきて、テラス席で動物たちの大合唱を聞きながらスーパーで買ってきた地元産の白ワインを飲む、なんて贅沢な時間なのかと!

ホテル内にはプールがふたつ(ホアニータみたいなでっぷりしたお子さんを二人抱えたヤンキー家族が専有していた)とスパがあり、スパは正直ようわからんけど、温泉・サウナ・ミストサウナもあり(半日使用で6ドル)、これもまた嬉しかったですよ。
過不足無く、しっかりとしたサービスの静かな落ち着くホテルで、ある程度以上の年代の方やご家族にはオススメしたいと思います。
■バリ舞踊

そのバリに詳しいお友達が滞在期間中に見るべきバリ舞踊のタイムテーブルまで作ってくれまして、それに則ってバロンダンスとケチャを鑑賞してまいりました。実は、私のバリ島のイメージというのは、山田詠美の「熱帯安楽椅子」と島耕作の「ケチャダンスを見たあと、親子丼を達成するエピソード」の2つから多大な影響を受けておりまして、コレを正直に告白するとたいていの方にドン引きされます。・・・だってだって白目の大町久美子ママンが!! 
今回はじめて、その問題(問題にしたのは島耕作だ)のケチャを見てきましたが、これはすごいね! 大町久美子ママンが白目になるのも無理は無い。観光用の舞台が毎夜どこかで開催されているので、みなさまも行かれましたらぜひ。目をかっと見開いたインドネシア美人たちの様子も素敵よ☆
■キンタマーニ、インド洋のサンセット

タンパシリンの寺院で、沐浴する人々
インドネシアは環太平洋火山帯の国でバリ島もそのひとつ。島の北側にキンタマーニという火山があるので、一度それは見ておかねばならぬとホテルのおじちゃんに相談。そしたら、「石窟寺院、タンパシリンの沐浴の寺、コーヒー農園、キンタマーニ、ライステラスの順で回るコースにしたまえ。半日で50ドルじゃよ」とさらさらりと日程表を書いてくれる。「コーヒー農園だぁぁ・・・?」と訝しく感じましたが、あぁお土産物屋さんがコースに組まれているのだなとすんなり理解。いいよ、いいよ、これもバリ島への入館料みたいなもんだしのぅ、とコースを快諾。そして翌日は半日観光ドライブ。
予約した翌日、五十代になったかならいないかくらいの男性ドライバーがトヨタ車で迎えに来てくれた。この人には、次の日のインド洋サンセットツアーも、最終日の空港までのお送りもお願いすることになる。あっさりした「ほったらかし」ドライバーさんでよござんした。
一行はウブドを後にし、一路北へ。ウブドから20分も走ると、周囲は緑の多い豊かな農村風景にかわる。運転手さんに聞くと、「もともと一毛作だったんだけど、ここ十数年の間に三毛作になったんだ」とのこと。小さな棚田あり、割りと広々とした田んぼあり、あひるちゃんが害虫を食べる水田もあり、とにかく、豊かなところだと思いました。

棚田・トイカメラ版。

コーヒー農園でおやすみ中のルアクちゃん。
そう、これがコピ・ルアクの原材料の一部です。
コーヒー農園では五種類のコーヒーが用意されており、テイスティングして気に入ったらおみやげに(割高な)コーヒーを買って帰り給へ、という仕組み。噂のコピ・ルアクも飲ませてもらう(これだけは有料)。コピ・ルアクとは、コーヒー豆viaジャコウネコなもの(詳しくはウィキッペでどうぞ)、帝国ホテルでは一杯4500円で提供されてるそうですが、こちらでは1杯500円。それでもローカルな人の食事が一食100円以下のことを考えるとどうにかなっちゃう値段よね。お味は・・・、うんネスレのネスプレッソってすっごくよくできてるんだなーという感じでモニョモニョ・・。いえ、飲む機会に恵まれてよござんしたよ、よござんしたよ。

若い女性に三回ほど続けて言わせてみたい名前の山。
寺院をふたつ拝観して、コーヒー農園では家族用のお土産を買い、キンタマーニへ。すべての国の観光客が集まったかのような展望レストランでお昼ごはん。まぁそこであたしゃいろいろなお国柄を見てとったわけですが、
 一番いいカメラを持ってるのは中国人
 一番でかいレンズを持ってる観光客も中国人
 その一番でっかいレンズとキャノンの70Dで
 逆光の中、自分の彼女にポーズ取らせて撮影するのも中国人
うん、中国人のカメラに掛ける熱情と言ったら! ざっくり見た印象ですが、ニコン派が多いように見えましたね。がんばれ、ニポンのカメラ!!

インド洋のサンセット
次の日はウブドから南西へ海を目指す。タナロット寺院から見るインド洋の夕陽はそりゃー素晴らしいものでした。
寺院のまわりは沈む夕陽をひと目見ようとする観光客と、寺院への参拝客で芋洗い状態となっていて相当騒がしい。「こりゃいかん」と海岸沿いを1kmほど歩き、隣接のリゾートホテルの敷地に潜り込み、そこのプール併設のバーで夕陽を眺めることに。「よかったらあのヴィラ(シャレオツなベッド付きの東屋)使いなよ」とスタッフの人が言ってくれたので、遠慮なくビラへ乗り込み、1時間かけてゆっくりと沈む夕陽を眺める。日本で普通に暮らしていたらこんな夕陽を眺める時間は持てないもんなぁと思いながら、ゆったりとした時間をしみじみと過ごす。
『これ、(前任の)僕ができるので、いらないですよね』って眼の前で見積書にギリギリギリって赤線引かれたり、引き継ぎが決定してる案件で『どうしてサーバーの情報を、あなたにお知らせしなくてはならないんですか』って会議中に大勢の人の前で前任の方に宣言されたりしてるから、この夕陽が美しく見えるのかちら・・・どうかちら・・・、などと物思いに耽ったり。。うん、まぁいろいろあるんですじゃよ、おばちゃんの仕事にも。
■バリのごはん、お土産など

途中、我慢できずにカップヌードルを食べた、おいしかった。
バリ滞在初日は勝手がわからず、10%の消費税に加え、サービス料を11%とるような観光客プライスなお店に足を運んでしまった。ぐぬぬぬ。物価が安いといっても、一食450円相当の観光客用のお店で21%加算されると、日本のランチタイムとそう変わらない価格になるんですぞよ。なんか・・・・思ったよりも・・食事が安くない・・・。いや、充分安いんですけれども。
それで二日目の夜からは、よりローカルなお店を探すようにした。観光客が気兼ねなく入れるちょい安ローカルな店も多数あるので、店の様子を外から伺いつつ、いろいろとトライ。コツがつかめた頃に帰国日ってくるのよね、そうなのよね。
おみやげは、自分用に手染のバティックなどを。イカット織りのサロンなども見つけ、海洋民族の文化の伝播力に思いを馳せたりしました。あとコーヒーな! 砂糖とミルクとコーヒーがひとつの袋に入ったお手軽コーヒーをたくさん買ってきただよ。インドネシアってお米だけじゃなく、コーヒーも採れるんだもんな、力のある農業国じゃよ。
■ジャカルタ空港での乗り継ぎの8時間の空き時間をどう過ごすか

トランジットホテルのレストラン、テーブルコーディネートのレベル高し!
それでまぁ、いろいろと現地の食事や人・商慣習に慣れた頃、帰国日がやってきまして、乗り継ぎの関係でジャカルタで8時間の空き時間が生まれてしまいました。この時間をどうすごすかが悩みの種で、ジャカルタ市内まで行ってみようかなと思ってネットで情報を集めると「殺人的な渋滞で飛行機の時間に戻れなくなるのがオチですぜ」という意見が多く、空港の外へ出るのは断念。と、思ったら、国内線ターミナルと国際線ターミナルの中間あたりにトランジットホテルがあったので、そこに潜り込むことに。ベッドとシャワーとネットのある部屋を最大6時間借りられて1部屋85ドル、成田早朝着便の辛さは昨年のタイでしっかり味わったばかり、ここはひとつ部屋を借りて英気をやしな・・・グー。よく眠れまして、グー。チェックインの時間まですやすやと、グー。おしゃれな内装の清潔なお部屋で、静かに休むことができ大変満足いたしました。ドアも薄いし、壁も薄いし、スタッフの人たちとは全般的に意思が通じなかったけど(それはこちらの拙い英語力のせい)、85ドルでやすらぎの時間が買えたのは、オトクでしたわ、奥様!
ホテルをチェックアウトして、空港カウンターに搭乗時間2時間ちょっと前に着いたら、プレミアム・エコノミーの席に空きがあるという。エコノミークラスだけど、席はゆったり、アメニティもご自由に、お酒もどんどんどうぞ☆、というサービスでやんす。成田発では20,000円、なのにジャカルタからは200ドル! 早めにカウンターに来てよかったわねぇとアップグレード。その後、免税店でウカちゃまの面倒を見てくれたW嬢にクリニーク詰め合わせを買い、自分にはシャネルの口紅を1本(29ドル、2300円!!)、最後にチキンスープを飲んで、帰国してきましたとさ。
■インドネシア総括

♪さよんならバリの日~(山下達郎の声で)
インドネシアは世界で四番目の人口を持つ国で、2020年には人口ボーナスの時代に突入するそうで、2025年にはその勢いとともにGDP世界10位内に入ることを目指しているようです。インドネシア経済回廊もインフラ整備とともに発展を続け、ジャカルタ空港もデンパサール空港も、隣接する土地に新空港ビルを建築しているところでした。
多様な宗教、若干不安な政情の国で、火山や地震もあり、政府の課題はたくさんありそうです。ですが、もともと農業国だけあって3億の人口を食わすだけの素地は充分できており、石油、天然ガス、ボーキサイトなどの資源にも恵まれ、とりあえず、国としては食うに困らない、という雰囲気が私のようなのほほんとしたツーリストにも充分に伝わってくるのです。南国だからぶらぶらしてても生きていけるというだけじゃなく、そういう人を抱えたところで余りある国として余裕というかなんというか。3億、だもの、3億! こういう国はこの先も強いんだろうな。
ちなみにバリ島で走っている車は殆ど日本車でした。トヨタやスズキ、トラックや大型車両はだいたいいすゞか三菱、ちょっとかっこいい車は日産かホンダ、いやぁ、すごい。バイクの数も多く、ほとんどがヤマハかホンダ。現地の人も、いい車に惜しみなく乗ってるみたい。ガソリンは20リットルでだいたい800円。いくら物価が1/3程度とはいえ、これはもー、ね! あ、でも空港やトランジットホテルで使ってるテレビはサムスンだったわよ。ツーリストたちが使ってるパソコンで、意外とよく見たのが東芝の。頑張れ、東芝! 負けるな東芝! 日本経済の現状が如実に彼の国でも現れてて勉強になりましたわ。
■バリ島総括

バリ島はですね、私程度のダメダメ英語もちゃんと通じる観光客に優しい島で、人の暮らしとともに宗教のある土地でした。日本以外のアジアの国は、信心深い土地が多いけれど、バリ島の人々の神様との付き合い方といったら、他の国とは比べ物にならないくらい密なものだと感じました。街を歩く小学生もクバヤの民族衣装を着て、働くおじさんたちも観光業だからという理由ではなく、当たり前にサロンを巻いて(それがまたかっこいいんだ)、玄関の柱には魔除けの布を卷き、神に供えるお供え物は毎日取り替えられ、常に、神様が隣に。
男性陣は、「ヤクザ映画に出てくる遠藤憲一」とか「学校の教師役の遠藤憲一」とか「ぶっきらぼうだけど娘のことを思っている朝の連ドラに出てくるような父親役の遠藤憲一」とか「ちょっと太ってるけど、眼光が鋭い遠藤憲一」とか、遠藤憲一みたいな人がたくさんでやんす。そういう人たちが、頭にウドゥン、白いシャツのサファリ、腰にはサロン、その上にサプッを巻いて、暮らしているのです。女性の正装もボディコンシャスで美しく、着てみたい、と思うスタイルなのです。毎年デザインや柄の流行もあるらしく、基本的な形は変わらないけれど、毎年進化し続けているということも素晴らしいと思います。そういう土地は、美しいわよね。
滞在中に一度、タクシーの中から葬列を見た。ウブドのメインストリートをたくさんの正装姿の人が歩いてきて、高く掲げられた神輿のようなものが人々のあとからついてくる。どう見てもそれは棺の形をしており、背中が一瞬ひやっとしたら、運転手の男(ちょっとボッたので、男呼ばわり☆)が「誰か死んだんだよ」と教えてくれた。運転手はちょっと笑っているようにも見えた。「珍しいもの見れたでしょ?」といたずらっぽいつもりで言ったのか、人としてゴールをまっとうできたことを讃えていたのか、そのどちらかはわからないけど、賑やかで色とりどりの葬列だった。
神々の島というだけのことはあるな、と思ったものです。

5 COMMENTS

ふなき

楽しかったようで、よろしゅうございました。
我が家では昨晩、「ねえ、12/27~1/2の日程でマレーシア経由で8万円代でチケットあるよ」「はぁ?マネージャーが年末最終営業日に出社しないなんてありえないっしょ。無理だって」「んもう!!そうやって一生仕事してればいいじゃん!!」「あぁ~ん?もう一度行ってみろ!」と、かるく泥沼にはまりかけました。落ち着かなきゃ、私たち。
お葬式について、ここで見る限り、ご覧になったのは火葬儀礼ではなく、無くなった方を土葬にするためのものですね。バリでは人が亡くなると、「とりあえず」土に埋めておき、集落全体の火葬儀礼のタイミングまで数ヶ月~1年ほどおいときます。火葬儀礼の際は、埋めておいた故人を掘り返して、棺に入れて火葬するんです。人は火葬されて始めて天に還ります。
この火葬儀礼が、そりゃもう一大イベントで、わざわざこのためのツアーが組まれるほど。ご遺族や近親者は痛切な悲しみの中にありますが、天から来た人が天に還る「ハレの儀式」なんですね。そういうバリの人たちの世界観に惹かれます。
あ~、もう、しんぼうたまらん!!!

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ソフトバンク東海通

こんにちは、ソフトバンク東海通です。
携帯について、大変ためになる記事を書かれていますね。
今後とも、勉強させていただきたいと思いますので、
よろしくお願いします。

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スガ

ふなき家の食卓が目に浮かんでこまります。
でもでもでもー、今回ジャカルタ経由でJALで諸費用込みで80,000円だたよー。「んもう、そうやって一生仕事してればいいじゃん!」などと言わずに、たまにはたまには、白目になりにウブドまで行けますようにー!

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Y田koyuki

楽しいご旅行でよかったですね、ところでわたし詠美も久美子も知ってる…白目…
いやあん。

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スガ

詠美も久美子も間違ったバリ島のイメージを植え付けるのに大活躍しちゃいましたわよねぇ。どちらもバブル時代のお話ではありますが。
バリ白目・・・。あれは課長時代の話なのかな? ちょっと読み返したくもあり・・・

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