ネギ背負っていきました-二泊三日ソウルツアー編

学生時代の友人がソウルで暮らしていて、彼女に会いに行ってきた。
朝の羽田発キンポ空港行き、飛行時間は約2時間。羽田を出て、まっつぐ西へ進む機内から、汐留、六本木ヒルズ、渋谷新宿のビル群を眺め、甲州街道、津久井湖、甲府、八ヶ岳、諏訪湖、中央アルプス、駒ケ岳、岐阜上空を飛び、気がついたら日本海に抜けるという素晴らしい眺めを堪能する。いやーニッポン山だらけ! 初冬の山々が連なる茶色い半島が見えたらそこは韓国の空の上、近いなー。そしていろいろと感じるところの多い旅になりました。
・たくさん買い物をいたしました。スガがネギ背負うとはこのことです。2~3ヶ月分のお買い物をイッキにした気分。ミョンドンのあたりを歩いていて、いろんなおいさん・おにいちゃんたちがカモだカモだと声をかける。いやいや今日はもういいから、と振り切って逃げると、背後から客引きあんちゃんが「オッパッピー!!」と叫ぶ。あぁ、近くて遠くてやっぱり近い国?
・たいそう立派な完成度の高いニセモノを手にもって、「お姉さん、カンペキなニセモノあるよ!」と声をかけてくれる。えぇ、まぁ、そうなの。でもエルメスのバッグって、黄金比率ででも作られているのか、カンペキなニセモノはどうもバランスが悪いのでなんとなく違いがわかる。ちなみにそういうものに「でもこれってニセモノじゃん」というと、「ちがうよー、お友達よ、エルメスのオトモダチね!オリジナルね!」と屈託のない返事を。お友達って便利な言葉ね。
・ところで韓国では、そういったおいさん・おにいさんたちにすすめられるままになんでも買っちゃったんだけど、阿部ヒロさんの占いをもっとよく理解してから行けばよかったってことかしら。長年ほしかったものばかりだったので買ったことに後悔はしないけど、2回分の冬に相当する買い物をしたような気がします。うーむ。
・地元の人しかいかないような定食屋ばかりでゴハンを食べましたよ。土曜の夜のご馳走ゴハンは、月曜夕方のホテルのティータイムのお値段よりも安かった。愕然。
・日本のビールの酒税の高さも痛感した。外の国で日本を知るとはこのことよ。
・今回、ちょっといいホテルの、ちょっといい部屋にしたら、たいそう快適。どっしりと落ち着いた新羅ホテル、次回も行くならそこにします。
・ホテルのテレビでNHK BSを見てると、たいそう頼もしい気持ちになるわよね。ちりとてちんもちゃんと見られたわよ。
・帰りの空港に向かうタクシーの中で、ハイロウズの海雲台ブルーを鼻歌で。車社会ですよ、あちらの国は。抜けるような青空と呼べる範囲がとても狭かった。上海や北京はもっとひどいと思うよ、とは彼女の弁。
とりいそぎ帰京報告です。いやー買った買った、買わなくてもいいものばかり買って帰ってまいりましたよ・よよよ。

2 COMMENTS

さくまり

きゃー、おかえりー!
ウカ嬢に「なんでおいてったのよー! がぶがぶ」とやられてますか?
カモネギの結果も聞かせてね。

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スガ

革製品買うならソウルだなーと痛感しましたよ。
ウカ様、預けておいた家の家主にすっかりなついて、なんであたいがこんなちっちゃいキャリーバッグに閉じ込められなきゃいけないのよー、ぎゃーすぎゃーすと騒いでおりましたが、まぁ今は無事にスキャナーの上で寝ております。

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