富士山

赤いね！

富士山だ！

富士五合目はまだ春。
芽のような手触りのとてもやわらかい松の葉と、松ぼっくりのこどもたち。

白樺のトンネルの中を。

富士山の手前で白い和犬とわふわふ遊ぶ。

リニア実験レール！
長野に暮らす姉が「旦那抜きで富士山行くけどおまえも行くかい？」と誘ってくれたので富士山まで。新宿西口バスターミナルから富士吉田行きのバスに乗り、河口湖駅で合流。途中犬と遊んだあと、富士スバルラインを登り、五合目まで。
五合目駐車場まであと２キロという地点の広場で車を停める。眼下に広がる樹海を眺めた後、山側を振り返ると散歩道が目に入る。一番上の写真の下側の石畳のような道がわかりますか？　
小学校６年生の甥っこ（旧イニヒャルＤ）に「一緒にあそこ歩いてみる？」と誘うと、元気よく「行く！」と。姉の車とはそこで別れ、五合目駐車場で合流することに。私達ふたりはそこまでの３キロ弱を歩く。あぁ楽しい、うっかり富士山歩けるなんてとても楽しい。
途中、雷の音が下から聞こえてきたり、外国人観光客と挨拶を交わしたり、富士山麓の植生について解説したり。あぁ楽しい。
五合目駐車場についたとき、ソフトバンクの携帯電話は圏外で、姉と連絡を取るために公衆電話を捜す羽目に。その公衆電話を使うために、テレフォンカードを買う羽目に。このカードを次に使えるのはいつなんじゃろうか。姉のDoCoMoは問題なく通じましたよ。ソフトバンクで山にのぼっちゃなんね！
富士山を後にしたあとは、山梨市の「ほったらかし温泉」へ。あれだけ開放感あふれる、屋根のない露天風呂は私もはじめてでした。甲府の夜景を見下ろせるお風呂、富士山を目の前に見られるお風呂の二種類がありまして、駐車場は２８０台、もちろん無料・・・は、いいんですが、駐車場が舗装されていなくてとても埃っぽく、風呂上りの露天の休憩場も輪をかけて埃っぽく、もう一度風呂に入りたくなったよー。
姉とは山梨市駅でおわかれ。たのしい日曜日でした。
旅のおともは、黒木亮「カラ売り屋」（さみしがり屋！総会屋！）。今日読んだのは「村おこし屋」（がんばり屋！名古屋！）。
ヤマケンさんのような人が出てくるのかと思ったら全然違って、「ぎゃばー！　地方のお金ってこういう仕組みで流れているんだ！」とか、「平成の大合併のカラクリってこれだったのか」と、生々しい情報満載で掌にじわりと汗が。過疎債なんての初めて知ったよ。おっそろしいなぁ。地方で今なにが起きているのか、どうやってお金が流れていってるのか、手っ取り早く知ることができる物語でもあります。そこらへんの情報を知りたい方、是非！