コクーン歌舞伎 桜姫2009

2005年、桜姫
2006年、四谷怪談
2007年、三人吉三
2008年、夏祭浪花鑑


・と、きて、
2009年、再び桜姫! 今度は七之助で!!!
さてさてさて、前回の桜姫と違うところは大きくひとつ! 前回は橋之助が釣鐘の権助と清玄さんを一人二役やってましたが、今回は、権助は橋之助、清玄は勘三郎。物語も清玄と白菊の心中から始まるという、どっちかってえと清玄さんよりの話の展開。前回福助が演じた桜姫は、今回は七之助が。
あとは、『予算がきびちかったのかNYA★』と、見る側が配慮したくなる感じでした。。
桜姫を七之助が演じたもんですから、お父さんとおじさんが、かわいい息子・甥っ子の成長を愛で見守る舞台に見えて仕方ない。まー歌舞伎界の世襲議員とでもいいましょうか。いやしかし、七之助は、これを大きな踏み台として、ていうか、コクーン歌舞伎そのものも、今回の桜姫を大きな踏み台として来年また新しい舞台を見せてくれに違いありません! わぁ、何気にひどいこといってるね! 
でもね、でもね、ちょっとね、リーマンショック以降、やっぱり歌舞伎界も予算が潤沢じゃないのかしら!と勘ぐったりしたくなっちゃうよ! まさか歌舞伎の舞台ででドッグヴィルを見るとは思わなかったわよ。笹野さんのムーンウォークは見られてよかったけどね★ 見る側に想像力を要求する舞台でした・・・なんていうの、ガラスの仮面の女海賊ビアンカ編とかそういった感じ・・・。
※ドッグヴィル-ニコール・キッドマン主演。床に白い枠線と説明の文字を描き、その上で撮影された実験的な映画。そんなシュールな背景だからこそ、人間の内面の恐ろしさやエゴがむき出しにダイレクトに見る側に伝わってくるのじゃよ・・・。
※女海賊ビアンカ-主人公の北島マヤが体育館の用具室を、海賊船の甲板(だったと思う)に見立て、独り芝居をするエピソード。とてもワクワクする、楽しいお話。
やはり中村座さんは、昨年のアイーダ姫からどこか進路を間違っているのではないかと・・・えぇーとこういうときは迷うことなく北北西に進路を取るのがよいと思いますわ! 北北西に!! 一昨年の『三人吉三』と昨年の『夏祭』の盛り上がり方がすご過ぎたってのもあるよねぇ。今年は棚卸しだったのかなー。
今年もまた、一枚の繪Y夫妻・I藤さんとご一緒させていただきました。ありがとうございました。
今日のキモノ
・中島清志さんの駒上布
・麻の帯
うぅっ、歌舞伎には、絽の華やかな柄の着物が似合うと思います! そうだと思います! 織りのキモノは、コクーン歌舞伎にはたいそう地味でした! 地味でした!!! ほんとに地味でした!!!
中島清志さんの本塩沢、いつか手に入れたいでごじゃる・・・・じゅるるる。

4 Comments

ようこ

コクーン歌舞伎の雰囲気、なるほどそうだったんですねえ。
歌舞伎座の方は、建替えバブルとチケット代値上げのおかげか、予算がないという雰囲気はないです。ただこれから大きなお金が出て行くでしょうから今のうちにできるだけお金を集めておこうという心持なのかもしれません。
さすがに中村屋も苦しいのでしょうね。平成中村座とかNY公演とかも続いたし。とてつもなく興行ってお金がかかるみたいですね。

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スガ

予算云々はですね、昨夜観客であった私が用意してあげた緩衝用の言葉です。あとは諸々察してくださいまし! 

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スガ

いやいやいや、七之助は本当によかったんですけど、期待に反比例して、舞台が本当に小さくて。物理的なサイズじゃなくて、動きが小さくまとまりすぎちゃってて。。もったいないなぁ、七之助たん、背が高いんだから、普通サイズの舞台でもよかったんじゃないかなー、いろいろ省略されちゃってたなー、ハッシーのカツゼツが悪いように感じられちゃったなー、とかいろいろ。。
七之助はよかったんですよ、よかったんだけど、舞台装置の残念さとか、全体的な棚卸し感とか、客席に串田さんと野田さんがいたわというかなんというかモニョモニョモニョ。
今度お会いしたときにお話しますわー!

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