ぼくらの町は川っぷち／初秋の読む読む漫画！

今日はカッコいいプーチンたんだよ☆

ある程度の年代の方はご存知かもしれません、『西六郷少年少女合唱団』。１９５１年に鎌田典三郎先生によって結成された少年少女合唱団で、ＮＨＫ「みんなのうた」などで日本中に知られ、団歌は「ぼくらの町は川っぷち」。

ぼくらの町は　川っぷち
えんとつだらけの町なんだ
ふといえんとつ　こんにちは
たかいえんとつ　またあした
川のむこうに　日がのぼり
えんとつのけむりに　日がしずむ
そんな　ぼくらの町なんだ
これねー、経済復興から立ち直り、高度成長期を誇らしく歌い上げたものなんですよね。当時は、『西六郷少年少女合唱団』といえば憧れの合唱団で、「西六郷に入りたいから引越して、おかあさん！」などとせがんだ子どもも全国にいたそうですじゃ。当時の楽曲をまとめたＣＤはこちら、『西六郷少年少女合唱団／ぼくらの町は川っぷち－鎌田典三郎と西六郷少年少女合唱団』。
その合唱団のＯＢ・ＯＧの方が西六郷鎌田記念合唱団を結成して活動されており、昨日はその１０周年記念コンサートに縁あって招かれ行ってきました。懐かしい日本のうた（『赤とんぼ』『あの町この町』）や、外国のうた（『トロイカ』とか『ケンタッキーの我が家』、文部省唱歌などに深く静かに聞き入ることができ、なんてさわやかで美しい時間だったことでしょう。
会場には歌う人たちのお子さんやお孫さんもちらほらといて、ひとつのことを何十年もかけて探究していくことも素晴らしいことだと思いました。合唱っていいですな。
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そんなさわやかな土曜を過ごしたあと、夜は都内某所で飲み会、刺身ウマー、オリオンビールウマー、〆のソーキそばさいこー！　そして、夜中には腹の上にウカ様乗せて漫画読み。

臨死！！江古田ちゃん（4）
今回は「草食男子」とやらを
槍玉にあげてほしいということで
やってまいりましたが
性欲・食欲・物欲・好奇心・
向上心があまりない･･･
そんな現代男性たちを
この江古田ちゃんは
どうこうしようとは
毛ほども思っておりません（はぁと）
　てゆーか
　総称がかわいすぎ
　「生ける屍」で
　いいんじゃ
　ないすか
だってきっともう多分
いろいろ手遅れでしょうから！！
江古田ちゃん、今回もステキ☆

岳（10）
堂々の通算２００万部達成！　三歩さんの顎がどんどんクッキングパパ化していないような気がしないでもないですが、おめでとうございます！
今回は、穂高ロープウェイのゴンドラの中で「山よ雪よ我らが宿り」を歌うおじさんの話と、阿久津君の成長譚（見守る野田チーフの優しい目）が好きです。じわり。

深夜食堂（4）
今秋ドラマ化が決定しておりますので、１１月にも次のコミックスが出るようです。私はビッグコミックオリジナルを、よほどのことがない限り買わなくなってしまったのですが、手に取る機会があれば、『岳』と『深夜食堂』だけは必ず読むようにしています。これがモーニングだと『ＯＬ進化論』と『誰も寝てはならぬ』の２本となります。
女性歯科医との話が、いい感じにツヤっぽくてステキ。

天体戦士サンレッド
近所付き合いを大切にする悪の組織フロシャイムと、正義のヒーロー、なのにヒモの天体戦士・サンレッドとの、果てしなく続く戦いの物語・・・舞台は川崎市高津区溝の口・・・。かりかりとした不思議なペンタッチの絵で繰り出される戦いという名の馴れ合いの戦史と、間に挟まれるフロシャイムのリーダー・ヴァンプ将軍のお料理一口メモ・・・。和む・・・！
作者のくぼたまことさんは、ウカ様にそっくりなかわいい猫さんを飼っており、単行本のカバーの折り返しに猫様写真が掲載されていますが、それを見るだけで「ちにゃー☆」という気分になります。
アニメ化され人気沸騰、ヴァンプ将軍の声は髭男爵の髭の生えたほうがやっているそうですが、すっごくいい声で、役柄にあっていて、なおかつうまくておのろいたよ！　善良な怪人たちと、男としては割りと最低な正義のヒーローの対比も鮮やかなこの『天体戦士サンレッド』は、溝の口の人たちは地元漫画として親しんでいるのでしょうか？