棚おろし月間


コートを着られる時間はせいぜい3~4ヶ月、なのにコートが9枚あったり、どんなにがんばっても月に4回着物が着られるかどうかといったところなのに着きれないほどの帯と着物に囲まれてうんざり、などという方はいらっしゃいませんでしょうか!? うん、それは私のことだね!
高野文子の「るきさん」でえっちゃんも同じ悩みを抱えておりました。るきさんの連載は1988年から1992年、時はバブル絶頂期ではありましたが、そうなのよ、あれから20年も経っているのに、過剰な消費をしているとわかっているのに、この状況が純粋に幸せな状況ではないということにうすうす勘付いているのに、まだまだあふれるモノの洪水! ぎゃばー、なにこの物欲マキャベリズム!(マキャベリズムって言ってみたかっただけ☆)
てんで、私は、三ヶ月に一度本棚のたな卸しをしています。Amazonのマーケットプレイスで売ることもありますが、あれは待ちの商いなので、ここに出品するのはそれを必要としている人がいそうな本だけにして、その他の新書や実用書・仕事関連の資料・雑誌のバックナンバーなんかはもーなにも考えずに頑丈なトートバッグに詰め込んで隣の駅の古本屋さんに。なぜか本棚に『』と『へうげもの』の4巻が2冊ずつあるのを見つけ、がっかり肩を落としながら、運び込みます。40㎝×36㎝×マチ10㎝の大きめトートバッグ一杯でだいたい1000円~1500円。広くなった本棚を眺めて、さぁこい、新しき本たちよ、どんと来い!、と私は満足げに腕を組むのですよ!
しかしなんでかなぁ・・・・漫画は古本市場で需要があるのはわかっているのですが、ほんと、漫画にしか高値がついてないんだよね・・・純文学って全然値がつかないのよね・・・。
本はまだ処分しやすいのですが、洋服とか着物ってなかなか難しい。まだ値がつくかも、という未練が迷いを生んだり、買ったときの値札の数字が頭にちらついたりで、なかなか手放すことができません。きぃぃー。そんでそういった微妙な位置関係の衣類は、我が家の場合、密閉できるケースに入っているのですが、その存在自体も鬱陶しい、あるだけで鬱陶しい、「あぁ微妙なものがあのなかにぎっしり詰まっている」と考えるだけで気が重くなる。しかし、そんな過去の遺産といつまでもつきあってもいられない、見るたびに「どうにかしないと」と呟くのもなんだかむなしい。
というわけで、その中身の行き先がまだ決まってない状況ではありますが、この二つの大きなケースを、再来週の粗大ゴミの日に出すようネットから申し込みました。このケースとつきあうのもあと14日、あと2週間でここから追い出すことになったのですよ、もー先に入れ物をおうちから追い出しちゃうんですよ、否応なき状況に追い込むのですよ! ですよー!!!
ついでに今ある本棚も買い換えて、他の家具とサイズをあわせたいー! 
そんで探し歩いていたらこんなもんにぶつかったー!

Parallel シェルフ 5個セット ・白色のひし形 変形シェルフ(星型タイプ)
おうちにこんなのがあったら楽しい気分になるよね☆
・・・って、いやちがう、そういうんじゃなくってー!!! 
人生の棚卸しもしなくっちゃー。

1 COMMENT

カヲル

奇遇というか、私も今日マンガを売ってきましたよ。
アキバで。
古かったり、売れなさそうなものはブックオフで
比較的新しいものやマニアックなものは
アキバで売ってます。
本の場合、アマゾンで売るのは厚さによるよね。。

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