ドライビング Miss デイジー/運命じゃない人/めぐりあう時間たち

最近、ひかりTVで見た映画。

ドライビングMissデイジー
1989年制作、舞台はアメリカ南部。老齢のユダヤ系未亡人(ジェシカ・タンディ)とアフリカ系運転手(モーガン・フリーマン)の交流をユーモラスに描く。ジェシカ・タンディはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞、彼女は1994年9月11日に病死します。
未亡人と運転手の交流はあしかけ25年にわたるのですが、こういう時間の流れを軸にした映画って、まるで「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」じゃないか、と何度か思った。なんというのだろう、「よき時代をまとめて振り返る」映画を、ハリウッドはたまに作りたくなるのかもしれませんんな。

運命じゃない人
2005年公開、中村靖日の出世作。
パルプ・フィクションがあるから、こういった作品もあるのでしょう。あっちとこっちが時間軸遡ってこうつながって、あぁなるほど、だからこのオチはそっちとナニにつながるわけね、なるほどなるほど、これは痛快至極!という、うまい脚本の物語。監督の内田けんじさんは、『アフタースクール』もやっておりまして、なるほどなるほど、これはまたしたり!
眠れない夜の真夜中に見始めたのだけど、比較的短い作品ということもあって、なんとなく最後まで一気に見てしまう。見終わった後は、うふふ、なんかちょっと得した気分に。
今は、メリル・ストリープの『めぐりあう時間たち』を寝しなに見ているんだけど、なかなか見終わらない。異なる時代の3人の女性の物語で、時間があっちこっちに移動するので眠気もあって追いつかない。原題は「The Hours」、なんかほかに気の利いた邦題は付けられなかったのか、とちょっと不思議に思いながら。



見終わった。ブロンドじゃない二コール・キッドマンが素晴らしい。
『ダロウェイ夫人』をモチーフに、作者であるヴァージニア・ウルフをはじめ、それにかかわる3人の女性を描くドラマ。第75回アカデミー賞で9部門にノミネートされ、特殊メイクを施しヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマンがアカデミー主演女優賞を受賞。第53回ベルリン国際映画祭ではジュリアン・ムーア、メリル・ストリープを含む3人が銀熊賞を共同受賞した。
確かに、賞を取る映画だなーとも思いました。重たい。

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