今朝のtwitter/昨夜の映画

「働きたくない。自由でいたい。」という理由で、
アートを選択する人がいるが、
アートで自由を獲得するには、
メチャクチャ働かないと、いかんのだよ。
MaywaDenki 明和電機

素晴らしい!!
おなか痛くてベッドの中で布団虫になりながら、「許されざる者」のあとに見た映画。

ONCE ダブリンの街角で
ダブリンで出会った男と女の(子)の、恋とも友情ともつかない、けれど音楽でしっかりとつながった絆の物語。という説明だって全然しっくりこない、音楽の魅力満載の映画です。

男は、ダブリンの街角で、ストリートミュージシャンをしていて、それをきっかけに女の子と出会う。彼女はチェコからの移民で、一時的にシングルマザー、BIG ISSUE を売りながら暮らしているなかなかの行動派。
彼女は彼に銀行からの融資を受けさせ、レコーディング・スタジオを借り、デモ・テープを作らせようとする、「ドラムとベースとギターが必要よね」と、ちょっと残念な見た目だけど、ちゃんとした技術のある人たちを一緒に見つけ、いざ、レコーディングに! しかし、スタジオのスタッフの渋いおじちゃん(誰寝のゴロちゃん似)は、ちぐはぐな集団の彼を見て全然乗り気になれず、「なんか変なやつらのレコーディングにつきあわされてんだよー」と携帯電話で恋人にこぼす。
そして、1曲目の演奏が始まり、すべてをさらけ出したようなそのメッセージ、圧倒的なギターに、スタッフの人の目の色が変わる・・・、好きなシーンのひとつです。
休憩をはさみつつレコーディングは翌朝まで続きます。なんとか全部楽曲がそろったところで、「ずっといいスピーカーで聞いてきたけど、実際どんなもんか、俺の車のカーステで聞いていようか」と海までドライブに行くことに。そのドライブのシーンもすごくいい。
ラストの窓の場面もじんわりくる。第80回アカデミー賞歌曲賞受賞。やっぱりいい映画だなー。アカデミー賞が近いから、ひかりビデオで受賞作品カテゴリ作ってみさせてくれてるんですよ。短い作品なんだけど、見ておいて損はないと思うのよ。強力におすすめしたいっす。

スタンドアップ
スタンドアップ(North Country)は2005年制作のアメリカ映画。
1988年に起こった実際の事例(Jenson v. Eveleth Taconite Co.)が元に映画化された。 この事例は世界初のセクシャルハラスメント訴訟となった。

夫と別れ、シングルマザーとなったジョージー(シャーリーズ・セロン、美人すぎるっつの!)は、生活に困窮し、友人グローリーの進めもあって炭鉱で働くことになった。しかし炭鉱はもともと男の職場、女性従業員たちは、品のない執拗且つ脅迫的なセクシャル・ハラスメントに苦しめられていた。ジョージーもいわれのないセクハラに遭い、しかもそれが職場だけでなく、町の中での暮らしにも及んできたとき、彼女は勇気を持って訴訟に踏み切ろうとするのだが・・・・

胸が悪くなるようなセクハラの連続に、女性は正視できなくなるかもしれない。たまたま職場に高校時代のボーイフレンドがいて、そいつがあることないこと吹聴するもんだから、またタチが悪い。ほんと、そういう男っているわよね! しかし、臆病者で卑劣な元ボーイフレンドをやっつける法廷のシーンとかしびれたぜ! 原題のNorth Country が生きてくるんじゃよ!
「おまえはアイスホッケーをするんだってな。
 だが、リンクの上で血を流す赤い熱い男じゃないんだろ?
 臆病者の黄色い男だろ?
 一生、お前は黄色でいるのか?
 この(法廷という)場でも、黄色でいるのか?
 恥ずかしくないのか? 赤か、黄色か? どっちを選ぶんだ?」
しびれた・・・ぐはん★ ジョージーは父親とも息子とも不仲だったんですが、この事件をきっかけにじわりと和解していき、家族が再生していく場面も素晴らしい。別に不仲でなくても、伝え合わない限り、言葉は伝わらないんだよね、と自分自身を振り返ってみたり。思いもよらずいい作品に出会えました。しかし、シャーリーズ・セロン、ほんと、美人すぎて困る・・・。
そのあと、ザッピングしながら後半30分ずつ見た映画。

デトロイト・メタル・シティ
松山ケンイチ、ノリノリだったんだなー。加藤ローサがどうしてイマイチに見えたかというと、なんか優等生っぽいからだろうか? アムアム(だっけ?)のようなファッション誌のエディターさんにはちょっと見えない。

シンドラーのリスト
第66回アカデミー賞作品賞受賞作品。この映画はまだ全編通してみたことがないので、ほぅほぅなるほど、こういう映画か、という感じで。また改めて見てみます。
映画見すぎだなーほんとひきこもりだなー。

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