盗聴犯 死のインサイダー取引

盗聴犯 死のインサイダー取引 スペシャル・エディション [DVD]

新年一発目の映画がこれでした、DVDで。あらすじは「シネマトゥデイ」から。

チェック:『インファナル・アフェア』シリーズの脚本を担当したアラン・マックとフェリックス・チョンという、香港映画界をけん引するクリエイターがタッグを組んだサスペンス。盗聴や監視カメラを駆使して不正な株取引を取り締まる刑事たちが、欲望に駆られてインサイダー取引に加担したことから思わぬ事態に陥る。出演は、『忘れえぬ想い』のラウ・チンワン、『コネクテッド』のルイス・クー、『女帝[エンペラー]』のダニエル・ウー。不正取引をめぐるスリリングな展開に加え、手を汚さねばならなかった彼らの背景を描いたドラマ部分も見もの。

ストーリー:不正株取引の関与が疑われる企業とその社長を、盗聴器やカメラで監視する香港警察情報課のジョン(ラウ・チンワン)、ヨン(ルイス・クー)、マックス(ダニエル・ウー)。監視を続ける中、社長がつぶやいた株価上昇の情報を耳にしたヨンとマックスは、職務に背いて株券を購入してしまう。それをとがめるジョンは、ヨンは自身が末期ガンであることから家族に金を残そうとし、マックスは富豪である婚約者の養父を見返したいという理由から不正取引に手を染めたのを知る。三人は証拠をすべて隠し、不正の事実を葬ろうとするが……。

舞台はコーズウェイベイ近くの雑居ビル、為替換算アプリを横に携えながら、ほほぅ彼の地の警察官の月給はこんな感じで、結婚してお子さんがいると預貯金はこのくらいで、お住いはこんな感じで、ほほぅなるほど、などと若干ゲスい視点で見てしまったり。為替の売買をするのは、証券会社?の個人向けのリーディングルーム(というのかしら)。インターネットカフェのように各人が使える端末があり、購入は端末から、売却はお電話で、というシステムでした。隣の席のおばさんが「あらっ、あなたたちこの風華(今回の核となる企業の名前)の株、買ってるの? えっこんなにっ? ねーちょっと奥様っ、風華の株、買いらしいわよ! なんでも買収されるみたい!(←おもいっきり早とちり)」などとのんきに情報交換しながら売買してます。えぇーそれでいいのー、株ってもっとひっそりやるイメージがあるんだけど。で、この株が、不自然な価格釣り上げだということで、香港の金融庁的なところが売買停止に! 全財産を突っ込んだヨン、それを信用取引でぶっこんだマックス、偶然その場に居合わせてしまったジョン、眠れない週末を過ごし、窮地に追い込まれた三人だったが、週明け起死回生の買い上げが入り大儲けもする。しかし、この不正な株価の動きを不審に思った社長ら(実は香港マフィア)が調査を進め、この三人の存在を突き止めてしまい・・・・

面白かったけれども、香港マフィアこええ、超こええ。あまりにも凄惨な場面が続くので、初夢でリプレイしてしまったくらい。面白かったけど、証拠隠滅ってのはぁなかなか難しいものですなー。悪銭ってのも身につかないものですなぁ。本年もよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください