恋人サラ（メアリー=ルイーズ・パーカー）と一緒に生活し、諜報（ちょうほう）活動から縁遠い毎日を過ごしていた元CIAのフランク（ブルース・ウィリス）。しかし、かつての仲間マーヴィン（ジョン・マルコヴィッチ）が関わった小型核爆弾をめぐる冷戦時代の極秘計画が原因となったトラブルが持ち上がる。解決の手掛かりを追い求め、フランクはサラ、マーヴィンと共にヨーロッパへと足を運ぶが……。
高齢者アクション映画の「RED」、前回からロケ地三倍増、アンソニー・ホプキンス投入で予算も三倍増（？）くらいな勢いで帰ってきました、「RED リターンズ」として！ 今回、重要なアジアンキャラとして韓国の原田泰造・イ・ビョンホンさんが登場してます、かっこいいのにちょっとマヌケな役どころで、しかもブルース・リー的演技も要求され、初回登場時は謎のアジアン・畳道場で労使と折り紙対決、アジア各国のスパイスをほどよく取り入れてもらったのかなーどうなのかなー、さらに全裸後ろ姿のサービスショットもありまして、イ・ビョンホンさんがんばりました、ええ、がんばりましたとも！
本作品の見どころは、そんなイ・ビョンホンが運転する爆走車に一緒に乗り込んだヘレン・ミランが、両手に銃を持ち、車中から撃ちまくるシーンです。あぁー監督、今回はこれが撮りたかったんすかねぇ、というシーンです。メアリー=ルイーズ・パーカーさんはチャーミングで抜けてるキャラクターをよく演じてて、それもかわいいです。でも高齢者アクション映画なので、激しいアクション要素は全部イ・ビョンホンさんに任せ、ご自身たちはせいぜい小走り程度ののんびりさです。ヘレン・ミランの両手撃ち、ちょっとかっこいいので、ご興味ある方ぜひー。アンソニー・ホプキンスさんも元気でなにより！
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