アラスカ旅行記 旅程編その6-四日目 デナリ国立公園からアンカレジ

4日目は移動日。午後1時にデナリ国立公園を出て、午後7時前にアンカレッジのホテル着を目指す予定。さくっと283マイル、383kmを途中休憩を各所で挟みつつ。

朝ー。


この日はDenali Princess Lodge(デナリ プリンセス ウィルダネス ロッジ)に宿泊。低層の建物がいくつも連なり、この中を歩いてるだけでちょっとした散歩になるようなホテル。チェックインの際には添乗員の女性から「お値段高め」「安め」「とても高め」と価格帯もしっかり書き込まれたレストラン一覧表を渡される。お手頃カフェからピザ屋さん、しっかりレストランまで用意されてました。アメリカ人多め、日本人も少々、アジアからのお客様はリッチそうなファーのコートを着た奥様を連れた中国人家族一組だけ。このホテルもあと数日で休館になるそうで、シーズン最後の寂しい雰囲気を感じつつも、その割にお客さんが多く、真夏はたいそうな混雑なんでしょうな。入った部屋はコネクティングルームのひとつの部屋で、最初は隣のおじさんの咳が聞こえて気になったけど、もー、あたい、疲れちゃってるし、Wi-Fiは使えるし、サンドラ・ブロックの映画を見なくちゃいけないし、眠いし、それどころじゃなかったわ。

この日のリス。

この日の鳥、アメリカカササギ。カラスの仲間だね。

羽を広げたところが綺麗だよ。

この日のリスその2。リスってゴハンたべるとき、尻尾を背中にくっつけるのね。そうやってると気持ちが落ち着くのかな?

ホテルのすぐ下にはデナリ川。

ふかふか。

山ー。

山ー。

晴れてきた。

ホテルの全容。

そして出発、えっこらせっとアラスカ鉄道を超えて。

世界の車窓から、アラスカの黄葉。

だいぶ晩秋だねぇ。

マッキンリーが見えるというスポットで停車。バッチリ雨!!! 「水曜どうでしょうアラスカ編」で「9月のアラスカでマッキンリーが見えるのは統計上2日しかないそうです」と言ってましたが、えぇまぁそういう展開に。

でもこういう景色は見える。

トレイルも整備されてる。アウトドアに優しい国、それがアラスカ。

3時間ほど走ってだいぶ人家のあるところに移動でき、ペイリンさんの生まれ故郷のあたりに。そこのスーパーで休憩。駐車場でご主人様を待つわんこたち。「ペイリンたん、悪くない人だったかもしれないじゃないですかー」と急に感慨深くなったりする。

そうこうしてるうちにアンカレッジへ。ホテルに荷物を置いて市内を散策。何度もいいますが、長野県飯田市クラスの小さな町なので、目貫通りが二本、直線道路600m の範囲に主要な商業施設がおさまっています。写真の場所が、町で一番大きな商業施設で5階がフードコートになってて足を運んでみたけど、『ファスト風土化する日本』って感じの光景が繰り広げられてました。

市街をぐるりと囲むトレイルがあるので小雨の中散歩。いいな、アンカレッジ、散歩し放題の街じゃないですかー(ただし冬以外で!)。びっくりサイズのナメクジが点々と落ちてることを除けばよいトレイルです。チャリも走りやすいです。

アンカレッジ駅。

この日は、謎のタイ料理屋さんでタイ料理食べて就寝、おいしかったけど量が・・・すべてにおいて二人分な量が・・・。宿泊はGuestHouse Anchorage Inn (アンカレッジのホテル(69件) ゲストハウス アンカレッジ イン)。こういうところで、密輸したAIDS治療薬をサングラスかけたマシュー・マコノヒーがばらまいたり、娼婦のお姉さんを助けようとしてライアン・ゴズリングが銃撃戦を繰り広げたりするんだなー、そして間抜けな敵が窓からこの中庭に落ちちゃうんだろうなー、という感じのホテル。古いけど清潔、ぎりぎりお湯もでる、冷蔵庫もある、Wi-Fiもある、それで十分じゃないすか!! このホテルには二泊することになります。

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