ヘッドランプと登山用のストックの使い方講習会を兼ねて、夜の高尾山をトレッキングするツアーに参加してみました。
ストックではなく正確には「トレッキングポール」というのか。これは石井スポーツで試着(?)してから買ったけど、安いものではサイズ調整したのちいざ使おうとするとグニョーンとしなってしまうものがあり「これじゃぁ使い物になりませんやん!」と倍の価格のものにいたしました。登山道具は最高のものでなくても、一番安いのを買うことはないわよね、そのあとも長く使うことを考えれば。
ヘッドランプはLEDを使用しており、大変に明るく尚且つ経済的で、これはノーベル賞をもらうのもむべならんと納得するものでした。ノーベルあげよう、文明の明かりですぞよ!!! 災害時でも活躍しそうです。一家に一台ヘッドランプを、そして予備の乾電池を!!!
夜の高尾山は暗くて暗くてそれは暗くて、それに反して街の明かりはたいそう明るく美しく、モモンガやムササビには会えませんでしたが、夜の山道を歩くっていうのはこういう感じなんだという良い予行練習になりました。休憩時間には山頂の東屋で、同行した女性が手作りのブラウニーのおすそわけをいただき、別の男性は温かいココアを入れてくれて、明かりの落ちた山頂ティーパーティーがとても印象的でした、吊り橋効果的な、ストックホルム症候群的な。
山の上のガスバーナーひとつで女性はころっと行くねぇ、私はいくよー。
「先生、夜の高尾山でなにか動物には会えないんでしょうか?!」と話してたら、東屋の脇を高尾山で暮らす野良猫が横切って行き、たいそう場が和みましたよ。