2014年正月に凄惨な香港映画「盗聴犯 死のインサイダー取引」という作品を見ましたが、このシリーズの続編だそうです。『シリーズの続編』といっても同じ人物たちが登場する物語、というわけではなく、香港の現在の社会問題を取り上げるというテーマの連作です。問題解決のために盗聴という手段が介入するのですが、さすが2014年作品、登場人物全員がスマートフォンでより盗聴しやすくなっている!(怖い!) Overheard 3 では、1970年代から始まった新界の不動産開発問題を扱っており、ほんのりお色気あり、武闘派あり、社会問題あり、男たちの複雑な人間関係やらなにやら盛り沢山の内容で見終わって充実感もあり、不動産開発って一体なんなんじゃろうか、とよその国の自分でも改めて考えこんでしまいましたよ。平たくいうと現地で生まれ育ち、自分たちの財産をつくるため現地で地上げ屋になることを選んだ幼なじみ5人組の話ですわ。香港の景色を作った背景にはいくつものこんな物語があったんだろうな、と思いながら。。。
此の辺も見ないといけないんだよね。