吹替の藤木直人はうまかった/ディズニー映画「リメンバー・ミー(原題 Coco)」

Coco/ [Blu-ray]

姉ちゃんが「見なさいよ、あたい号泣しちゃったんだから」と勧めてきたので見てみました。メキシコの死者の日を題材にしたディズニー映画。死者の日といったら、「007 スペクター」でトム・フォードのスーツをビシッときたダニエル・クレイグがバシッと暴れるあの作品を思い出しますが、その日を巡るある一家の物語。

ディズニー映画は吹替版がしっかりしているので、迷わず吹替版で。作品の説明文には吹替「石橋陽彩/藤木直人」とある。ふーん藤木直人が出てるんだーくらいの気持ちで見た、見終わった、案の定鼻水ダラダラ垂らしながら泣いた、そして藤木直人はどこに出ていたのかと気になった。「ちょい役の○○の役だったのかな? 有名な俳優の名前を客寄せのために?記載する?みたいな?」などと思いながら調べてみたら××を演じていたのが藤木直人だった。

 えっ、うそ。

うまいですやん。ずいぶんお上手ですやん、とてもお上手ですやん。これミュージカル作品なんですけど、歌もお上手なんですけど? 俳優さんの吹替ってみんなメッタクソな評価下しますけど、藤木直人は上手でした。棒読みじゃないし、違和感ないし、生き生きとしていたし。あら意外、藤木直人にこんな才能が! 

この作品はディズニーで大々的に公開された作品ではないようなのですが、大人も楽しめる内容で、そしてしんみりと「現代の風潮にのって軽々しく家じまいとかしていいのかしら」と考えさせられたりもする良い作品でした。音楽も素晴らしいです。作品最後にかかるエンディングソングはシシド・カフカちゃんが歌っています。105分のちょうどよい作品ですので、みなさまもぜひー。

 

NHK連続テレビ小説 なつぞら 上

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