huluで。1997年作品。
この映画、わたくし、見たはずなんですが、映画のシーンを1mmも覚えてなかった。なぜかサウンドトラックは持っていて繰り返し繰り返し聞いていたので、音楽は鮮やかに覚えているのだけど、映画の筋はまるっきり覚えてなかった。あらーこんな話だったのね。
メキシコの航空会社のCAとして働くお姉さん44歳のパム・グリマー、年俸は16000ドル、はっきりいってカッツカツ、現金の運び屋の副業でもやらなきゃ生きていけない。サミュエル・L・ジャクソンの手下として働いてるんだけど、こいつは邪魔だと思ったら躊躇なく人を殺す悪党! 人生一発逆転をかけて、サミュエル・L・ジャクソンと警察を出しぬき、再出発するのよー!!!
というお話でした。一応Wikipediaからも引いておきます。
メキシコの航空会社に勤める中年スチュワーデスのジャッキーは、生活苦のため裏では武器商人オデールの運び屋をやっていた。ある時、ジャッキーはオデールを追っていたFBI捜査官のレイに逮捕されてしまう。レイからオデール逮捕に協力するよう持ち掛けられるジャッキーだったが取引には応じないまま保釈される。
人生半ばを過ぎ、現在の生活に限界を感じていたジャッキーは、親しくなった保釈屋のマックスと共にすべてを清算する一攫千金の計画を実行する。
うわー、映画公開時のヤングスガ耕作にはちっともピンとこなかった内容でしたが、作中のヒロインと同じような年代になって初めて。ひしひしと共感を持って見てしまいましたよ。うわぁん、がんばれ、ジャッキー! 負けるなジャッキー! 綺麗な脚だよ、ジャッキー! 赤いミニドレスが本当に似合ってるよ、ジャッキー!!!!
この作品でFBI捜査官を演じたマイケル・キートンが『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の主役を演じるわけですな、ふむ。こっちも見ましょう。
そんなわけで、なんとなく同世代の女性たちに共感をもつような作品に触れてる一週間です、たそがれたかことか。